ライブドア、自社開発オープンソースソフトのポータルサイト「EDGE src」を開設

 ライブドア(本社:東京都新宿区)は2009年2月9日、自社開発したソフトで、ソースコードを公開しているものをまとめて紹介するWebサイト「EDGE src」(エッジ ソース)を開設した。新サービス開発のための実験ラボ「EDGE」の一環。新たに開発したApacheモジュール「mod_access_token」(モッドアクセストークン)も加えて、開発者らに無償で利用してもらう。

 「EDGE src」は、これまで同社が公開してきたオープンソースソフト「sledge」(Webアプリケーションフレームワーク)、「Fastladder」(英語版RSSリーダー)、「スパムちゃんぷるー」(スパムフィルター)、「Cicindela」(レコメンデーションエンジン)に、新開発の「mod_access_token」を合わせて公開した。さらに今後も、新しいオープンソースソフトを随時公開していく予定。

 「mod_access_token」は、Webサイト上の画像やファイルに有効期限を設けて、ユーザーに一時的なダウンロードを許可するApacheモジュール。さらに、Webアプリケーションと組み合わせることで、公開範囲設定を制御することができる。HMAC-SHA1アルゴリズムに基づいた電子署名の検証によってアクセス権の制御も可能。同社が運営するコスプレサイト「Cure」に導入済みで、ファンクラブ限定画像や非公開画像などのアクセス制御を施した画像をコスプレイヤーがアップロードできるようにしたという。ライセンスはMIT License。Google Code上からソースコードを入手できる。

EDGE src
http://labs.edge.jp/src/

ライブドア
http://www.livedoor.com/