Linuxと名付けられた赤ちゃん

 Christian Nielsenというスウェーデンの読者からメールが送られてきた。彼は恋人との間にできた赤ちゃんにLinuxという名前を付けたという。メールには可愛らしい写真が添付されていた。

 Nielsenは恋人のVeronicaが妊娠しているときに二人でいくつかの名前を考えたが、「彼が生まれてみると、どの名前もしっくりしなかった。彼はまるで小さなLinuxのように見えたので、私たちはそう名付けることにした」。

 この名前を赤ちゃんの祖父母がどう思っているのか気になるところだが、Nielsenによると問題はなかったそうだ。「家族や友人たちの反応は好意的なものだった。皆この名前を気に入ってくれた。家族はちょっと変わっているけど良い名前だと思っているし、友人たちはかっこいいと言っている。次の子供にはMicrosoftにちなんだ名前を付けるのかと訊ねる人もいる」

 この話からいろいろな疑問が湧いてくる。Richard Stallmanはこの赤ちゃんをGNU/Linuxと呼ぶように強く主張するだろうか。Linuxと名付けられた赤ちゃんはトラブルなしに眠ったり起きたりするのだろうか。成長するにつれて(それまでの靴が履けなくなって)どれだけの頻度でリブートが必要になるのだろうか。

 ともかく、この小さなデーモンの写真をご覧いただこう。彼は8月24日にリリースされた。両親はステッカーやペンや何でもかまわないので、Linuxという名前の付いた物を持っている方は一報してほしいと言っている。

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Linux.com 原文(2008年10月11日)