Lunascape、「Google Chromeより高速」な次世代ダブブラウザ「Lunascape 5.0α」を公開

 Lunascape(本社:東京都港区)は2008年9月16日、次世代タブブラウザのテクノロジープレビュー版「Lunascape 5.0α」を公開した。「Firefox」用の新しい高速JavaScriptエンジン「TraceMonkey」を搭載し、さらに独自チューニングした。社内テストでGoogle Chromeを超える表示速度を達成したという。

 Internet Explorerの「Trident」、Firefoxの「Gecko」、SafariとGoogle Chromeの「WebKit」の3種類のレンダリングエンジンに対応し、独自技術のチューニングを施した。Webサイトやページに合わせて3種類のエンジンを切り替えて表示できる。また、特定ページを見る際のエンジンをドラッグ&ドロップで簡単に指定できる。

 Lunascapeが社内で実施した「SunSpiderJavaScript Benchmark」計測では、Google Chrome(3462ミリ秒)、Firefox 3.0.1(6316ミリ秒)、IE7(60352ミリ秒)に対し、5.0αは2778ミリ秒で優れたパフォーマンスを示したという。

 このほか、従来版4.7.4と比較して起動速度が約3.1倍に高速化した。対応OSはWindows XP/Vista。なお、正式版の公開時期は未定としている。

Lunascape 5.0α
http://www.lunascape.jp/lunascape5alpha/

Lunascape
http://www.lunascape.jp/