Lenovo:ThinkPadの姉妹機「IdeaPad」 家庭向け

 中国のLenovoは1月3日(米国時間)、ノートパソコン「ThinkPad」の姉妹機で、家庭向けの新機種「IdeaPad」を発表した。ThinkPadは法人向けであるのに対し、IdeaPadはマルチメディア機能を充実させ、消費者に売り込む。デスクトップ型の「IdeaCentre」も発売する。

 IdeaPadは、米Intelのノート向けプロセッサ・プラットフォーム「Centrino」を採用。内蔵カメラで顔を撮影してユーザー認証する技術「VeriFace」も搭載、パスワードを入力せずにログインできる。

 「IdeaPad Y710」は17インチ・ワイド液晶を搭載、ゲームとマルチメディアの機能を強化したモデル。オプションでブルーレイ・ディスクに対応したDVDドライブも内蔵できる。価格は1199ドルからで、米国などで販売する。

 「Y510」は15.4インチ・ワイド液晶で、799ドルから。「U110」は携帯性を重視、11.1インチ・ワイド液晶で、重量は約1.04キロ、厚さは約1.8センチ、春に発売する。

IdeaPad
http://www.lenovo.com/idea

(高森 郁哉/Infostand)