日本エフ・セキュア、Red Hat最新版に対応したウイルス対策2製品

 日本エフ・セキュアは2007年8月9日、Linux対応アンチウイルス製品の最新版「F-SecureアンチウィルスLinuxゲートウェイ Ver2.31」と「F-Secure Linuxサーバセキュリティ Ver5.52」をリリースした。前バージョンからのマイナーバージョンアップで、エンジンのアップデートや不具合修正のほか、レッドハットの最新Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 5.0」(RHEL5.0)に対応した。

 「アンチウィルスLinuxゲートウェイ」は、外部から企業LANに侵入しようとウイルスを防ぐゲートウェイソフトで、メール送受信やWebブラウジング時のウイルスチェック機能、スパムメールのチェック機能などを備える。最新版では32bit/64bit版RHEL5.0に対応した。価格(初年度保守含む)は、25ユーザー以下11万7000円から。

 「Linuxサーバセキュリティ」は、Webサーバやメールサーバ、ファイルサーバなどへのウイルスやスパイウェアの感染を防ぐ。また、侵入防止機能やファイアウォール機能なども備える。最新版では32bit版RHEL5.0に対応した。価格はサーバ9台以下で8万8000円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】

日本エフ・セキュア
http://www.f-secure.co.jp/