インフォベック、内部統制対応機能を強化したWeb-ERPの最新版

 インフォベック(三浦進社長)は7月9日、内部統制対応機能を強化した純国産のWeb-ERP「GRANDIT」の最新版「GRANDIT Ver1.5」を7月2日に発売したと発表した。

 「GRANDIT」は、コンソーシアム方式によって、業界を代表するSI企業のノウハウを集大成した中堅企業向けERPパッケージソフト。経理/債権/債務/販売/調達・在庫/製造/人事/給与/資産管理/経費の10モジュールで構成し、BI(Business Intelligence)やEDI(Electronic Data Interchange)、ワークフローなどの機能を搭載。多通貨機能、マルチカンパニー、組織変更にも柔軟に対応するなど、大企業で活用できる機能も搭載する。

 内部統制文書テンプレート「GRANDIT内部統制コンテンツ」と併用することで、文書化作業にともなう初期コストのほか、運用・評価工程におけるランニングコストを大きく削減することも可能。

 最新版「GRANDIT Ver1.5」は、内部統制の業界標準である「COSOフレームワーク」との整合性を保ちながら、日本版SOX法におけるIT統制目標を定義。監査基準案にも反映された統制基準「COBIT for SOX」を参照し、業務処理統制(アプリケーションコントロール)や全般統制項目についての検証を重ね、より企業実務に則した内部統制対応機能の強化を図った。

 インフォベックは、「GRANDIT」の既存ユーザーのほか、現在文書化作業に着手している企業や、今後文書化作業と基幹業務システムの整備を同時に行う企業を対象に、「GRANDIT Ver1.5」「GRANDIT内部統制コンテンツ」の販売を行う。

インフォベック=http://www.infovec.co.jp/
「GRANDIT」=http://www.grandit.jp/

提供:BCN