日立情報、公衆回線の通話を直接録音できるASPサービス、小規模オフィスに

 日立情報システムズ(日立情報、原巖執行役社長)は6月21日、公衆回線から通話を直接録音できる小規模オフィス向けASPサービス「RecMate(レックメイト)」の提供を開始した。

 B5版サイズの通話録音装置を既存の電話機やPBXに接続すれば、電話の公衆回線から直接通話音声を録音・保管し、Webブラウザで検索や再生ができるASPサービス。

 録音は、アナログ回線やINS64回線、ハンドセットに対応し、同時に4回線まで可能。データの改ざんができないので、証跡として利用できる。また、公衆回線に直結しているため、発信者番号はデータに残る。検索は、日時/電話番号/発着信/通話分類コードを指定して行い、再生は音声ファイルをクリックする。

 データセンターと拠点間の通信はVPNを採用し、安全性を確保した。初期費用は工事費が1-2万円、36か月の利用を条件とした月額利用料金は、1回線あたり月額1万5000円。

日立情報システムズ=http://www.hitachijoho.com/

提供:BCN