エクセルソフト、.NET環境でExcelファイルを操作できる開発コンポーネント

 エクセルソフト(渡辺光敏代表取締役)は、米SpreadsheetGear社のソフトウェア開発コンポーネント「SpreadsheetGear for .NET 2007」を6月15日に発売した。

 .NET 環境でExcelファイルの読み込み/書き出し機能を提供するアプリケーション開発コンポーネント。開発するデスクトップ・アプリケーションやサーバー・アプリケーションにExcelファイルを操作する機能を簡単に追加できる。

 例えば、Webアプリケーション・サーバー上でデータベースから取得したデータをExcelファイルに埋め込み、クライアントに配信するシステムや、デスクトップのExcelファイルに保存されているデータをサーバーにアップロードして、データベースを更新するシステムなどに活用できる。また、Excelを使用した既存の業務フローを維持しながら、サーバーやデータベースと連携するなど業務の効率化が図れる。

 最新版では、API、WorkbookView、Range Explorerでの条件付き書式をサポートしたほか、API、WorkbookView、Workbook Designerでのグループ化とアウトラインや、API、WorkbookViewでの検索、置換処理およびモードレス・ダイアログ、Range Explorerでのデータ入力規則などをサポートした。

 「SpreadsheetGear for .NET」は、Windowsフォーム・コントロールをサポートする「SpreadsheetGear for .NET 2007」と、フォーム・コントロールをサポートしないAPIライブラリー・バージョン「SpreadsheetGear for .NET 1.6」の2種類を提供。同一ライセンスで2007および1.6の2つのバージョンが使用できる。年間サブスクリプション付きの1開発者ライセンスの価格は14万7000円。

エクセルソフト=http://www.xlsoft.com/

提供:BCN