ケアブレインズ、営業日報機能などを実装したSugarCRM最新版

　ケアブレインズ（本社：千葉市）は2007年5月9日、オープンソースを母体とするCRMソフトの最新版「SugarCRM 4.5.1日本語版」の販売を開始した。プロジェクト管理機能を強化したほか、営業日報機能やパートナー管理機能など日本版独自機能を追加した。

　プロジェクト管理機能の強化では、プロジェクト計画をGUIで操作して、プロジェクトタスクの生成、依存関係や人的リソースの配分ができる「計画グリッド機能」、標準的なプロジェクトの「プロジェクトテンプレート機能」、スケジュールや進ちょくを時間軸でグラフィカルに表現する「ガントチャート機能」などを搭載。受託型ビジネスに対応した。

　また、日本独自の商習慣である営業日報やパートナー管理の機能などを追加した。このほか、複数のモジュールを組み合わせて複雑な集計ができる「クロスモジュール・レポート機能」を備える。チーム別パートナー別商品売上管理、ユーザー別商談別活動履歴など、商談プロセスの品質向上に活用できる。

　価格は従来と同じで、「Sugar Enterprise」がオープン、「Sugar Professional」が1ユーザーあたり年間4万7250円。新機能は商用版のみが対象で、無償版の「Sugar Open Source」では提供しない。【鴨沢　浅葱／Infostand】

ケアブレインズ
http://www.carebrains.co.jp/