蒼天、管理用DBを組み込んだクライアントPC管理ソフト最新版

 蒼天(芦辺多津治代表取締役)は、「LogVillage1.4」を発売したと発表した。税別価格は78万8000円から。初年度300ライセンスの販売を目指す。資産情報を収集して、クライアントPCの不正利用や情報漏洩を抑止する管理ソフト「LogVillage」(ログヴィレッジ)の最新版。

 LogVillageは、OSやパッチの適用状況、メモリ、ディスク、CPUなどのハードウェア情報を収集できるため、管理者は社内のクライアントPCの情報を詳細に管理できる。また、アプリケーションの実行やログオン、Webアクセス、印刷などの操作履歴を記録、保存し、履歴情報を表示・検索して、事後追跡が可能。これにより、PCの不正利用や情報漏洩を抑止することができる。

 最新版のLogVillage1.4は、管理用データベースを組み込んだため、旧バージョンのようにSQL Serverを別途購入する必要がない。また、管理対象のライアントPCをWebブラウザから登録できるのも特徴。さらにソフトウェア資産情報管理機能を強化。WindowsアプリケーションソフトのライセンスIDごとにインストール台数を把握し、クライアントPCを特定することができるようになった。

 また同社は併せて、ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ、三村博明代表取締役)と、印刷・デザイン・映像業界向けのクライアント管理ソリューションの提供で業務提携したことも発表した。その第1弾として「LogVillage 1.4」をPBJが販売すると同時に、07年6月完成をメドにMac OSX版の「LogVillage」の共同開発も行う。

蒼天=http://www.so-ten.co.jp/
ビジュアル・プロセッシング・ジャパン=http://www.vpj.co.jp/
「LogVillage」=http://so-ten.co.jp/products/logvillage/

提供:BCN