MSとゼンド・ジャパン、Windows Server上のPHPサポートで協業強化

　マイクロソフトとゼンド・ジャパン（本社：東京都渋谷区）は2007年3月27日、Windows Server上のPHPサポートで協業を強化すると発表した。Windowsプラットフォーム上でのPHP開発・運用環境の整備を進めるとともに、共同セミナーなどを開いてゆく。

　PHPユーザーはWindows ServerをWebサーバプラットフォームとして選択可能となり、WindowsユーザーはPHPを開発言語として利用できるようになるという。また両社は、次期Windows Server製品「Longhorn Server（開発コード名）」上でのPHPパフォーマンスの維持・向上にも取り組む予定。

　2006年10月の米MicrosoftとイスラエルのZend Technologiesとの技術提携を受けたもの。Zendは3月に、Webサーバ「IIS」上での信頼性やパフォーマンスを改善したPHP高速化エンジン「Zend Core 2.0」をリリース。ゼンド・ジャパンも4月にはPHPサーバ強化拡張ソリューション「Zend Platform 3.0 日本語版」Windows版をリリースする予定。

　このほか、マイクロソフトとゼンド・ジャパンは、5月18日にWeb開発者向け共同セミナーを開催。展示会「Linux World Conference & Expo/Tokyo 2007」（5月30日～6月1日、東京ビッグサイト）への共同ブース出展を行い、開発者向け情報提供するWebサイトの構築、共同マーケティングなども展開する。【鴨沢　浅葱／Infostand】

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

ゼンド・ジャパン
http://www.zend.co.jp/