MS、秋田県や北九州市などと「ITベンチャー支援プログラム」を実施

 マイクロソフト日本法人は3月16日、地域の情報産業の振興と地域経済の活性化を担うITベンチャーや中小IT企業育成の促進を目的に、秋田県、北九州市、仙台市と共に、「マイクロソフト ITベンチャー支援プログラム」を実施すると発表した。

 「マイクロソフト ITベンチャー支援プログラム」は、マイクロソフトが自治体や公的機関、大学などと連携し、03年から実施している「マイクロソフト インキュベーションプログラム」の拡張版。

 同社ではこれまでにも、岐阜県、北海道、千葉県、神奈川県、埼玉県と連携して「マイクロソフト インキュベーションプログラム」を実施しているが、今回、都道府県だけでなく、政令指定都市にまで対象を拡大。また、地域の有望企業を発掘のため、全国地域情報産業団体連合会(ANIA)とも連携することにした。

 マイクロソフトでは、第1弾となる秋田県、北九州市、仙台市から選出されたITベンチャーと中小IT企業に対し、技術とマーケティングの面で1年間の支援を行う。秋田県は3月16日、北九州市と仙台市では3月19日から、それぞれのホームページでプログラムの応募受け付けを開始。第1次審査、最終審査を経て、選ばれた企業に5月から支援を開始する予定。

マイクロソフト=http://www.microsoft.com/japan/
全国地域情報産業団体連合会=http://www.ania.jp/
「ITベンチャー支援プログラム(秋田県)」=http://www.pref.akita.lg.jp/
「創造的ITベンチャー企業育成事業(北九州市)」= http://www.k-twc.gr.jp/
「創造的ITベンチャー企業育成事業(仙台市)」= http://www.city.sendai.jp/keizai/kikaku/index.html

提供:BCN