NEC、PDFソフトと管理システムを連携した国内初の文書長期保存システム

 NECは3月2日、ワークフロー付き文書長期保存システム「e文書ソリューション」を発表した。

 「e文書ソリューション」は、任意の電子文書を長期保存署名付きのPDFファイルに変換できるソフト「SkyPDF ArchivingSignature Server PDF Edition」と、文書管理システム「WebDCM」(小規模用)、「Documentum」(大規模用)を組み合わせた。長期保存署名のPDFファイル変換ソフトと文書管理システムを連携したパッケージは国内初だという。

 システムを利用することで、製造業などが持つ技術文書や知的財産関連文書を証拠情報として長期保管が可能。経理関係書類の電子化による「e-文書法」にも対応しており、企業活動の情報を記録することで内部統制の強化などにも活用できる。

 NECでは「大規模システム用」と、企業の部門を対象にした「小規模システム用」の2種類のシステムを用意。まずは大規模システム用を発売した。小規模システム用は4月に発売する。価格は大規模用が264万円から。小規模用は90万円。また、対象の文書管理システムを導入済みの企業に対して、「SkyPDF ArchivingSignature Server PDF Edition」単体での販売も行う。価格は260万円

NEC=http://www.nec.co.jp/
「e文書ソリューション」=http://www.nec.co.jp/e-doc/

提供:BCN