米BitTorrent:ダウンロード販売参入 違法批判かわす

 米BitTorrentは26日(米国時間)、映画やテレビ番組のダウンロード販売・レンタルを開始した。米国の大手映画会社や角川グループと組み、5000種類以上の映画やドラマ、音楽ビデオを用意。従来は「違法コピーの温床」と非難されてきたが、合法の販売に乗り出した。

 BitTorrentのサービスは、ピア・ツー・ピア方式でデータを転送。大きなファイルでも送受信しやすいため、映画などの違法配布に悪用されている。映画会社は批判を強めていたが、一転して手を結び、BitTorrentを通じて作品を販売・レンタルする。

 作品を提供するのは角川、米20th Century Fox、米Paramount Pictures、米Warner Bros、米MGM、ケーブルテレビの米MTV Networksなど。利用者が自作映像を投稿できるなど、コミュニティ機能もあるのが、米Appleなどとの違い。BitTorrentは既に1億3500万人のユーザーを抱えているため、ライバルには脅威になりそうだ。

 映画は有効期限付きで、1回2.99~3.99ドル、テレビ番組と音楽ビデオは買いきりで1本1.99ドル。有料作品を利用できるのは米国だけだが、アマチュアなどの無料番組は日本でも楽しめる。【南 優人/Infostand】

BitTorrent
http://www.bittorrent.com/