マクニカネットワークス、PC-UNIX間でデータ共有を可能にするソフト

 マクニカネットワークス(中島潔社長)は2月23日、PCとUNIXのファイル共有システム(NFS)間でデータ共有を可能にするソフト「NFS Maestroシリーズ」日本語版の最新バージョンを3月1日から発売すると発表した。

 「NFS Maestroシリーズ」は、Windows XP、2000、Server 2003、x64 EditionなどのWindows PCから、UNIXのサーバーやワークステーション上に存在するデータを共有し、高速なデータ転送が行えるようにするソフト。Windows Explorerと連動し、UNIXのファイルシステムをローカルドライブのように参照することができる。カナダのハミングバードが開発した。

 最新版では、Unicodeのフルサポート、NFSv4接続でのシンボリックリンク作成を可能にするなどの機能強化を図った。コネクションプロファイルを作成するインターフェイスも刷新。直感的に利用できるようにしたほか、複数のコネクションごとで固有のディレクトリサービスプロファイルの指定を可能にするなど、使い勝手を高めた。

 価格は、基本的なファイル共有システム機能を装備した「NFS Maestro Solo 2007J」が3万1290円、ホストアクセスや保守用のツール群を備えた「NFS Maestro Client 2007J」が5万6700円。

マクニカネットワークス=http://www.macnica.net/

提供:BCN