日本HP、ブレード型サーバー「c-Class」の関連製品とサービスを発表
「HPバーチャルコネクト」は、第3世代ブレードサーバー「HP BladeSystem c-Class」に搭載したLAN/SANの仮想化を利用可能にする製品。LANやSANのポートの固有アドレスを仮想化し、エンクロージャのスロットに割り振ることができる。このため、故障時にサーバーを交換してもスロットからそれまで利用していた固有アドレスを引き継ぐため、LANやSANの設定変更が発生しない。
また、「HP BladeSystem」専用のVMwareボリュームライセンス「VMware Infrastructure 3」を3月中旬に発売する。ライセンスは2プロセッサのサーバーが8台まで使用できるもので、個別のライセンス購入時よりも割安な価格となる。価格は756万円。
なお、「HP BladeSystem c-Class」は1月下旬から100V電源に対応したほか、日本HPの昭島工場で提供している工場組み込み型サーバー導入サービス「HP Factory Express」をHP BladeSystemの対応メニューを最上位のLevel 5まで拡大した。
これにより、ユーザーの支持に基づくハードウェア、OSのインテグレーション、インストールや基本設定作業に加えて、「HP System Insight Manager(HP SIM)」や「HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack(RDP)」のインストールなどのサービスを提供する。
このほか、「HP ProLiantファミリー」8機種に、「AMD Opteron 2220/8220」を搭載した新モデルを3月上旬から順次発売すると発表した。新モデルは従来モデルよりも消費電力あたりの性能に優れ、ワット性能が向上している。ラインアップと価格はAMD Opteron 2220搭載の「HP ProLiant DL145 G3」が42万円、AMD Opteron 8220搭載の「HP ProLiant DL585 G2」が369万6000円など。
日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
提供:BCN