SAPジャパン、「mySAP ERP 2005」へのアップグレードを実現する施策を発表
SAPジャパン(ロバート・エンスリン社長)は2月22日、基幹業務プラットフォーム「mySAP ERP 2005」への最適なアップグレードを実現する施策を発表した。
まずアップグレード・コンピテンスセンターを設立し、推進プログラムの企画やアップグレードに関する情報とサービスの提供を行う。2つめとしてアップグレードのサービスを低価格・短期間で実現する「SAPテクニカルアップグレード支援パッケージ コアパック」を約300万円から提供開始する。3つめとしてパートナーとの連携により、アップグレードにおいて直面する課題に対応したパッケージを拡充し、一体となった支援体制を確立する。
「SAPテクニカルアップグレード支援パッケージ」は、現行システムのIT機能を継承しつつ、IT基盤強化を図るための移行を支援するコンサルティング・サービス・パッケージ。従来の同等の作業と比較して、コストを約3-4割軽減できるという。また、同サービスに加え、アドオンプログラム調整やエンドユーザトレーニングなど、アップグレードに特化したパッケージサービスも提供する。
アップグレードを推進するため、第1四半期から同社で提供するトレーニングプログラムはすべて、「mySAP ERP 2005」をベースにしたものに移行する。また、最新の認定資格である「Certification2005」を3月から開始するほか、「mySAP ERP 2005」の最新知識を習得できる特別教育プログラム「Upgrade Skill Up Training」を4月から順次開催する。
SAPジャパン=http://www.sap.com/japan/
提供:BCN