GMO-HSとシーイーシー、中小企業向けSaaSソリューションの拡販で提携

 GMOホスティング&セキュリティ(GMO-HS、青山満社長)とシーイーシー(新野和幸社長)は2月19日、GMO-HSが提供する各種ホスティングサービスと、シーイーシーが開発・構築するオープンソースソフトウェア(OSS)ベースの業務アプリケーションを組み合わせた中小企業向けのSaaSソリューションの拡販で業務提携すると発表した。

 協業の第1弾として両社は、シーイーシーが提供するOSSベースのCRM「OpusSquareCRM」をホスティングサービス向けに最適化したサービスを4月上旬から開始する。

 GMO-HSは、ホスティングブランド「アイル」と「ラピッドサイト」を展開しており、そのノウハウと国内代理店による販売ネットワークを活用し、SaaS導入によるIT化を中核としたビジネスソリューションの提案・販売、サービスの運用・保守・サポートを行う。一方、シーイーシーは、システム開発実績や導入支援ノウハウを活かし、業務アプリケーションの開発・構築、導入支援のコンサルティングを提供する。さらに今後は、それぞれの強みを活かし、中小企業市場における新たなニーズの開拓も視野に入れ、広範な協力関係を構築していく方針。

 「SaaS(Software as a Service)」は、ネットワークを利用し、サーバーにインストールされているアプリケーションソフトから必要とする機能のみを必要な時に利用できるサービス形態。利便性の高いサービスを柔軟に利用することが可能で、IT化の費用対効果を高めることができる。

GMOホスティング&セキュリティ=http://gmo-hs.com/
シーイーシー=http://www.cec-ltd.co.jp/
「アイル」=http://isle.jp/
「ラピッドサイト」=http://rapidsite.jp/

提供:BCN