日立システムとKGT、短期間で整備できる内部統制文書化・評価支援ツール

 日立システムアンドサービス(日立システム、中村博行社長)は、ケイ・ジー・ティー(KGT、加藤浩社長)と販売代理店契約を締結し、内部統制文書化・評価支援ツール「Ci-Tower BPM」を発売した。日立システムでは「内部統制支援ソリューション」の文書化支援ツールとして提供し、短期間での内部統制整備を支援する。

 日立システムが従来提供している「内部統制支援ソリューション」メニューに、「Microsoft Office Excel」や「Microsoft Office Visio」との連携で容易に文書化を実現できる内部統制文書化支援ツール「Ci-Tower BPM」を追加。さらに、日立製作所での文書化の事例をまとめたテンプレートも「内部統制テンプレート/JSOX(業務統制編)Ci-Tower BPM版」として提供する。日立が内部統制整備に必要な文書化の事例をまとめ、製造・流通業向けに提供しているものを「Ci-Tower BPM」にあわせてカスタマイズしたもので、これにより、一から文書化作業を行う必要がなくなるため、短期間での文書化を実現できる。

 また、日立中国ソリューションズのワークフローシステム「Hi-PerBT ウェブ申請」との連携で、内部統制の審査・承認過程の記録や運用状況のモニタリングでき、「文書の正当性」保証も可能になる。そのほか、日立システムの文書管理システム「Millemasse」や企業内コンテンツ管理システム「ラビニティECM」との連携では、作成した業務フローや「リスク・コントロール・マトリクス」などを監査証跡として管理できるため、内部統制で必要な「文書の原本性」も保証できる。

日立システムアンドサービス=http://www.hitachi-system.co.jp/
ケイ・ジー・ティー=http://www.kgt.co.jp/

提供:BCN