NEC、IAサーバー「Express5800/100シリーズ」で、マルチコアCPUモデル投入
NEC(矢野薫社長)は1月23日、IAサーバー「Express5800/100シリーズ」で、インテルのクアッドコアCPU搭載を搭載したモデルやデュアルコアCPUを搭載したスリム型、水冷式モデルを投入し、ラインアップを強化すると発表した。1月下旬から出荷を開始する。
クアッドコアCPUでは、「クアッドコアXeon」を採用した1Way 1Uモデルの「Express5800/110Rh-1」、2Way 1Uモデルの「Express5800/120Rg-1」、2Way 2Uモデルの「Express5800/120Ri-2」、2Wayモデルの「Express5800/120Li」を発売する。
一方、デュアルコアCPUでは「デュアルコアXeon」を搭載したスリム型サーバー「Express5800/110Gd-S」、水冷式静音サーバー「Express5800/110Gc-C」を販売する。水冷式の「110Gc-C」は、冷却システムに水冷方式を採用し、稼働音が30dBと、ささやき声程度の静音性を実現した。2モデルともにCPUにPentium4を搭載したモデルも揃えた。中小企業を対象に販売する。
また、きょう体前面にUSBポートを備え、HDDを最大4台まで拡張できるエントリー向けタワーサーバー「Express5800/110Gd」も発売する。CPUに「デュアルコアXeon」や「Pentium4」などを搭載したモデルを用意した。OSに「WindowsServer 2003 R2」「Red Hat Enterprise Linux v4.0」搭載したモデルもあわせて発売する。
NECではクアッドコアやマルチコアといったマルチコアCPU搭載モデルを投入することで、データベースの高速処理や複数アプリケーションの同時利用といった需要に対応する。
提供:BCN