日立、クアッド、デュアルコアCPUなど採用したアドバンストサーバー

　日立製作所は、インテルのクアッドコアCPUや高速なシリアルディスクインターフェイスなど、最新技術を採用し、システム性能を強化したアドバンストサーバー「HA8000シリーズ」を発売した。価格は、「HA8000／20W」が19万1100円から、「HA8000／270」が129万1500円から。出荷は1月23日から。

　今回、インテルのクアッドコアCPU「Xeon 5300番台」、デュアルコアCPU「Xeon 7100番台」などのマルチコアCPUを、エントリーからハイエンドまでの全モデルで搭載し、処理性能の大幅な向上を図った。

　また、ディスクアレイ構成の内蔵HDDを搭載するRAIDモデルでは、ディスクインターフェイス規格を従来のパラレルインターフェイス仕様のSCSIから、シリアルインターフェイス仕様のSAS（Serial Attached SCSI）、SATA II（Serial ATA II）に移行。データ転送速度を高速化すると同時に大容量化を行った。

　さらに、エントリークラスディスクアレイ装置「BR50」との接続で新規サポートを始めたほか、サーバーの運転音を抑える静音ラックキャビネットも販売。トラブル発生時に円滑な問題箇所の切り分けと早期の解決を行うサポートサービス「HA8000問題切分支援・情報提供サービス」も開始した。

日立製作所＝http://www.hitachi.co.jp/
「HA8000シリーズ」＝http://www.hitachi.co.jp/ha8000/

提供：BCN