F5とCSE、テクノロジーアライアンスを締結、連携ソリューション強化を推進

 F5ネットワークスジャパン(F5、長崎忠雄社長)とシー・エス・イー(CSE、関好行社長)は12月19日、F5としては国内初のテクノロジーアライアンスを締結したと発表した。今回の提携で、F5のSSL-VPN製品「FirePass」と、CSEのワンタイムパスワード製品「SECUREMATRIX」を連携させ、セキュリティを強固にしながら、オペレーションの容易性を高めるソリューションを提供する。

 「FirePass」は、SSL通信とエンドポイントセキュリティ機能を装備し、情報漏えい問題のリスクを低減する。一方、「SECUREMATRIX」は、次世代型のマトリクス認証を採用したワンタイムパスワード認証機能によって、従来の固定パスワードより安全性を向上させる。

 この両製品を連携させることで、特別なクライアントソフトを導入せずに、ブラウザだけで「FirePass」を使用したSSL VPN環境でセキュアな暗号化通信を行うことができる。このため、煩雑なパスワード管理が不要で、マトリクス認証のみで安全性の高いシームレスなログインが可能になる。さらに今後は、両社が持つサーバーを統合することで、よりシームレスで、コストメリットの高い連携の実現を目指す。

F5ネットワークスジャパン=http://www.cseltd.co.jp/
シー・エス・イー=http://www.cseltd.co.jp/

提供:BCN