米VMware、仮想アプライアンスのマーケットプレイスを開設

 VMware(本社:東京都渋谷区)は2006年11月16日、米VMwareが仮想化ソフト「VMware Infrastructure/Server/Player」上で稼動する仮想サプライアンスのマーケットプレイス「Virtual Appliance Marketplace」を開設したと発表した。あわせて認定プログラム「VMware Virtual Appliance Certification Program」もスタートする。

 仮想アプライアンスは、仮想マシン内にアプリケーションとOSを収録してパッケージ化したもの。即座にアプリケーションを実行できるため配布手段として優れ、本番目的にも、評価目的にも利用できるという。マーケットプレイスには、ISV各社が開発したコラボレーション、電子メールセキュリティ、エンタープライズアプリケーション、ファイアウォール、侵入検出/侵入阻止、OS、トラフィック管理など300種類以上の仮想アプライアンスをそろえた。

 認定プログラムは、仮想アプライアンスを開発するISVに対して評価テストなどを提供し認定する。同社は、これによって、パフォーマンスやユーザリビリティが最適化された仮想アプライアンスが提供できるとしている。米ロサンゼルスで2006年11月7日〜9日に開催した「VMworld 2006」で発表した。利用は米国内からに限られる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

VMware
http://www.vmware.com/

Virtual Appliance Marketplace
http://vam.vmware.com