メディアフュージョン、UI開発ツールをオープンソース化

 メディアフュージョン(本社:大阪市)は、ユーザーインタフェース開発ツール「XLeaf」(エックスリーフ)をオープンソース化し、2006年10月23日公開した。ライセンスはGPLで、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 XLeafは、従来のアプリケーション開発では、プログラムで作成する必要があった入出力画面や帳票などのフォームを短時間で簡単に作成するツール。必要なコンポーネントをドラッグ&ドロップでレイアウトして、簡単なスクリプトを記述するだけで済むという。

 フォームはXMLで定義されており、定義ファイルを編集して変更を行う。また、XMLであるためユーザーごとに見せ方を変えることも可能。同時に、Xleafと組み合わせて使うためのXMLデータベース管理システム「EsTerra Express」を無償公開した。オープンソースではなくバイナリのみで、再配布は禁止。

 GPLのほか、自社システムに組み込んで販売などに商利用する場合を想定して、サポート付きの商用ライセンスを用意した。価格は5ユーザー15万円、1ユーザー追加ごとに1万円。

 メディアフュージョンは、これまでにもXMLデータベースエンジン「Yggdrasill」をGPLで公開している。【鴨沢 浅葱/Infostand】

メディアフュージョン
http://www.mediafusion.co.jp/

XLeaf
http://www.mediafusion.co.jp/option/tool/xleaf/index.html