ブロードと住友電工情報システム、IT内部統制ソリューション分野で協業

 ブロード(本社:東京都文京区)と住友電工情報システム(本社:大阪市)は、IT内部統制ソリューション分野で協業すると発表した。ブロードの操作履歴管理・分析ソリューションに、住友電工情報システムの類似情報検索エンジンを搭載する。2009年3月期決算から適用される“日本版SOX法”をにらんだもの。

 ブロードは、米Symark社のUNIX/Linuxサーバ用アクセス管理・追跡管理ツール「PowerBroker」を核とする操作履歴管理・分析ソリューション「パワーセキュリティログマネージャ」を販売している。これに住友電工情報システムと提携して開発した高速の操作履歴検索機能を搭載した。

 高速検索機能は、住友電工情報の類似情報検索エンジン「QuickSolution」をベースに開発したもので、テラバイト規模のイベントログやキー操作ログを高速・柔軟に検索できるという。また、実行コマンドや実行ユーザーなど全てのキー項目による属性検索にも対応する。

 両社は、まず11月に、東京、名古屋、大阪地区でセミナー「電子文書/ログ/メールは適切に管理・活用されていますか?内部統制強化/企業内検索ソリューションのご紹介」を開催。さらに継続的に共同マーケティングを展開してゆく予定。【鴨沢 浅葱/Infostand】

ブロード
http://www.broad-corp.co.jp/

住友電工情報システム
http://www.sei-info.co.jp/