沖電気と日本ストラタス、映像ソリューション分野で協業
沖電気工業(沖電気、篠塚勝正社長)と日本ストラタステクノロジー(日本ストラタス、長井正利社長)は9月25日、映像ソリューションにおける戦略的なパートナーとして、マーケティング、営業、システム構築、技術検証、サポートで協業すると発表した。
同時に、日本ストラタスの無停止型(fault-tolerant)サーバー「ftServer」と、沖電気の映像配信統合プラットフォーム「OKI MediaServer」を組み合わせた高信頼性映像配信ソリューションの提供を開始した。両製品を連携させることで、通信インフラによる高信頼性の映像伝送が可能となり、配信者、視聴者間の安定した映像伝送サービスの普及を支援する。
「OKI MediaServer」は、MPEG-2/4などさまざまなビデオフォーマットをサポートし、沖電気の「eえいぞう」技術により通信インフラの負荷を軽減しながら高画質の映像伝送を実現する。また、ビデオ・オン・デマンドやリアルタイムでの映像配信が容易に可能なため、IP放送での映像配信サービス、教育機関や高度技術を要する作業や技術の習得のための映像中継など、さまざまな分野で利用されている。
「ftServer」は、CPU、メモリ、HDD、PCIなどのハードウエアを二重化し、障害時には片側のコンポーネントを自動で切り離すことで、システムダウンやデータの損失を回避する無停止型サーバー。デバイスドライバの強化などを行い、今までの実績で99.999%を超える連続稼動性能を実証している。
沖電気工業=http://www.oki.com/jp/
日本ストラタステクノロジー=http://www.stratus.co.jp/
提供:BCN