インテックとサン、EDIソフトとサン製品を組み合わせ次世代EDI市場を開拓

 インテック(宮地秀明社長)とサン・マイクロシステムズ(サン、末次朝彦社長)は9月25日、インターネットを活用した次世代EDI(電子データ交換)システム・ソリューション分野で協業し、共同で市場開拓を推進すると発表した。

 具体的には、次世代EDIのためのミドルウェアを日本独自に共同で企画・開発し、インテックのインターネットEDIソフトウェアと、サンのハードウェア製品を組み合わせたソリューションの販売を開始した。

 今回提供するソリューションは、インターネットとXML技術を利用することで、次世代EDIを容易に導入できるようにするもの。次世代EDIで標準として利用される通信手順「EDIINT AS2」「ebXML-MS」に対応したミドルウェア(EDI基盤)を、サンのOS「Solaris 10」上で稼働するよう、日本独自に共同で企画開発した。

 両社は、従来のEDIと比較して、より高機能で安価という特徴を活かし、国内流通業界での次世代EDIの早期普及と市場の拡大を推進する。共同で電子商取引市場の開拓を行い、3年で500社からの受注獲得を目指す。

インテック=http://www.intec.co.jp/
サン・マイクロシステムズ=http://jp.sun.com/

提供:BCN