ネットフォレスト、UNIX向けウイルス対策ソフトで新たにFedoraCore5などに対応

 ネットフォレスト(本社:横浜市)は2006年9月19日、ロシアのDoctor WebのUNIX系OS向けウイルス対策ソフト「Dr.WEB for Unix」に、最新Linuxディストリビューション「Fedora Core 5」などへの対応を追加したと発表した。

 追加対応したOSは、Fedora Core 5のほか、glibc 2.4を使用するLinuxディストリビューション、FreeBSD 5.5-RELEASE、FreeBSD 6.1-RELEASE。ネットフォレストによると、従来版もこれらの環境で動作可能だったが、特に日本国内ユーザーはライブラリなどへのネイティブ対応を求めることから、新たにバイナリを用意したという。

 Dr.WEBは、振る舞い分析に基づくウイルスデータベースを備え、亜種が登場した際も効果的にウイルス対策できるのが特徴。x86アーキテクチャ上で動作する主要UNIX系OSとMTAに対応し、またSambaやWebプロキシサーバとも連携できる。

 ライセンス価格は、1年間の新規購入がメールフィルタ15アカウント2万円から、無制限ライセンス167万9800円から。ライセンス更新・他社からの乗り換えがそれぞれ1万2000円から、100万7880円から。【鴨沢 浅葱/Infostand】

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