ケアブレインズ、オープンソースCRM「SugarCRM 4.5日本語版」をリリース
ケアブレインズ(本社:千葉市)は、米SugarCRMが開発するオープンソースのCRMソフトの新版「SugarCRM 4.5日本語版」を2006年9月下旬から出荷する。Ajax対応でモジュールのドラッグ&ドロップができるようになったほか、マイクロソフト製品との連携機能を追加した。
Ajax対応によって、アプリケーション内でオブジェクトをドラッグ&ドロップして、編集、追加、削除ができるようになった。画面の外観や操作性を好みに合わせて調節できる。
マイクロソフト製品との連携では、Active DirectoryとMicrosoft SQL Serverとの連携機能を追加、Internet Information Services(IIS)対応と合わせてマイクロソフト製品上で効果的に運用できるという。なおSugarCRMの標準データベースはMySQL。
また、これまで英語版のみだったMicrosoft Office OutlookプラグインとMicrosoft Office Wordプラグインの日本語版を提供する。このほか、内部的にマルチバイト文字やUTF-8をサポートして国際化対応を拡張、ユーザーインタフェースを改良し、フォーラム機能覆匹眥媛した。
無償配布のオープンソース版と、組織管理やレポーティング機能などを追加した有償版がある。有償版のライセンス価格(最低5ユーザーから)は、プロフェッショナル版が1ユーザーあたり年間3万1500円、SQLレポーティングなどに対応したエンタープライズ版が同6万3000円。
米SugarCRMは今年2月、マイクロソフトのソースコード共有ライセンス「Microsoft Community License」を採用するなどの提携を発表。SugarCRM製品のIISサポート強化などを行っている。【鴨沢 浅葱/Infostand】
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