日本HP、インテルのXeon 5100番を標準搭載したタワー型エントリーサーバー

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は8月21日、x86サーバー「HP ProLiant」のタワー型エントリーモデル「HP ProLiant ML150 Generation 3(HP ProLiant ML150 G3)」を発売すると発表した。価格は14万3850円から。受注は開始しており、8月24日から出荷を開始する。

 「HP ProLiant ML150 G3」は、東京の昭島事業所で組み立てからテストまで行う、フルCTO(注文仕様生産)の「Made in Tokyo」モデル。低価格帯の製品ながら、インテルの最新CPU「デュアルコア インテル Xeon 5100番台」を標準搭載し、同CPUを最大2基搭載できる。

 メモリは最小構成で512MB、最大8GBまで拡張可能。HDDは最大6基搭載でき、ホットプラグ対応モデルとノンホットプラグモデルを用意した。ホットプラグモデルに標準搭載するHP 8ポートSAS/SATAホストバスアダプタは、RAID 0、RAID 1、ホットスペアに対応。ノンホットプラグモデルに搭載するSATAディスクコントローラーは、RAID 0、RAID 1に対応する。

 さらに、オプションの「HP Lights-Out 100cリモートマネジメントカード」を装着することで遠隔管理・操作が可能。LANやインターネットを介したリモート管理ができる「HP Lights-Out 100リモートマネジメント機能」には、今回、仮想KVM(グラフィカルリモートコンソール)や、仮想メディア(遠隔地からリモートマネジメント機能を介してCD/DVDなどのドライブを接続する機能)などの新機能を追加。これまでのエントリーサーバーでは不可能だった高度な遠隔制御が行える。

日本ヒューレット・パッカード=http://www.hp.com/jp/
「HP ProLiant」=http://www.hp.com/jp/proliant/

提供:BCN