エクセルソフト、インテル製デュアルコア向けデバッグ/分析ツール
エクセルソフト(渡辺光敏代表取締役)は、デュアルコアCPUでのマルチスレッド・プログラムのデバッグ、分析を支援する米インテルの「インテル スレッドチェッカー3.0」と「インテル スレッド・プロファイラー3.0」のパッケージ版を8月16日に発売する。
「スレッドチェッカー」は、マルチスレッド・プログラム特有の問題を検出するデバッガー。スレッド間の制御や共有メモリのアクセス、スレッドの実行順などを監視して、スレッドのデータ競合やデッドロックを検出し、これらを引き起こすソースの場所を表示する。
「スレッド・プロファイラー」は、マルチスレッド・アプリケーションにおけるスレッドの状態を測定し、パフォーマンスの問題をグラフ表示するチューニング・ツール。強力なフィルタリングとグループ化のメカニズムにより、パフォーマンスを制限しているスレッドを特定し、ソースの場所をピンポイントで特定する。
両製品を使用することで、OpenMPスレッドや「インテル コンパイラー」の自動並列化機能を使用して作成したマルチスレッド・アプリケーションをデバッグ/分析し、効率的で信頼性の高いマルチスレッド・アプリケーションをすばやく作成できる。
価格は、「スレッドチェッカー」がWindows版、Linux版ともに13万6500円、「スレッド・プロファイラー」はWindows版のみで4万950円。
エクセルソフト=http://www.xlsoft.com/
「インテル ソフトウェア開発製品」=http://www.xlsoft.com/jp/products/intel/
提供:BCN