日本SGI、Itanium 2プロセッサ搭載のLinuxサーバー2モデル
ハイエンドLinuxサーバーで初めてモジュラー・ブレード・アーキテクチャを採用した「SGI Altix 4700」とミッドレンジ向けのブレードサーバー「SGI Altix 450」の2モデル。「SGI Altix 4700」は価格が4197万4000円からで、出荷は7月から開始した。「SGI Altix 450」は価格が707万2000円からで、8月から出荷を開始する予定。
2モデルとも、従来のシングルコア・プロセッサより電力消費を20%低減したデュアルコア インテル Itanium 2プロセッサーを搭載したことで、Linuxサーバーをより高密度にして省スペース化を実現するとともに、消費電力と発熱を抑えている。
プラットフォームは、いずれも交換可能な演算ブレード、メモリ・ブレード、I/Oブレードに対応したモジュラー・ブレード・アーキテクチャで構成。また、すべてのブレードをSGI独自のNUMAlinkインターコネクトに結合することにより、効率のよいシステムを独自に構築することができる。
「SGI Altix 4700」は、16-512個のCPUソケット(最大1024個のプロセッサ・コア)の中から最適なシステムを選択できる。また、シングル・システムで最大6TB(テラバイト)のグローバル共有メモリを使用でき、テラフロップ級の高性能を省スペース型ラックで可能とした。
「SGI Altix 450」は、既存の「Altix 350」の最大2.5倍のシステムパフォーマンスを低価格で実現。上位機種の「Altix 4700」と同等の開発・運用環境を構築でき、ワークグループ・サーバーとして最適なモデル。最大38個のItanium 2ソケット(プロセッサ・コアで76個)が搭載でき、グローバル・アドレス・メモリ空間は456GBまで拡張可能。
日本SGI=http://www.sgi.co.jp/
「SGI Altix 450」=http://www.sgi.co.jp/servers/altix/450/
提供:BCN