日本HP、HP-UX最新版がセキュリティ基準認定「ISO15408」を取得

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2006年7月11日、同社のUNIX OS製品の最新バージョン「HP-UX 11i v2」が、ITセキュリティ国際共通基準認定「ISO15408(Common Criteria)」を5月付で取得したと発表した。

 ISO15408は、セキュリティの観点から製品やシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されているかを評価する国際規格。前バージョンのHP-UX 11i v1は2003年2月に認定取得済みで、最新版の認定によって、サーバ製品「HP Integrity」「HP 9000」で販売するHP-UX 11iの全バージョンが認定を取得したことになる。

 なお、今年4月1日に施行された国のIT新税制「産業競争力のための情報基盤強化税制」(情報基盤強化税制)では、セキュリティを確保した情報システムへの投資が税制優遇されるが、利用OSがISO15408を取得していることが要件となっている。【鴨沢 浅葱/Infostand】

日本HP
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