ジャーナル機能の使用権限を全ユーザに付与

気付いている方もいると思うが、先週あたりからテスト的に運用を開始していた ジャーナル機能だが、昨日にこっそりと全アカウントユーザを対象とした運用に切り替えた。これによりアカウント取得者であれば誰でもジャーナル機能を使って様々な情報の公開をOTP上で自由に行うことが できるようになる。

OTPジャーナルとは?

Open Tech Pressの編集方針でも触れているように、Open Tech PressはSlashdot Japanで使用されているものと同じバージョンのSlashcodeにて運用されている。OTPジャーナルは、このSlashdot Japanで「日記」と呼ばれているものとコード的には全く同じ機能を実現するものである。簡易な日記あるいはブログのシステムだと思えば特に問題はないだろう。

一般的なブログとの相異点を挙げるとすれば、

  • トラックバックがない(ただし、今後付けるかもしれない)
  • OTP独自ルールとして、コメント許可が必須となっている
  • ジャーナルからOTPへ記事投稿ができる(Slashdotでのタレコミに該当)
  • Friends and Foesの機能を使ってOTP内のトモダチのジャーナルをチェック(rss含む)できる
  • 画像等は張れない、その他いまどきのブログの気のきいた機能はほぼない
といったところだろうか。

OTPとして希望する内容

オープンソース、プログラミング、その他テクノロジー関連の話題であれば編集部としては歓迎するが、その他の話題でも我々の利用規約に反しない限りはOTPジャーナルには何でも書いてよい。ちょっとした製品やプロジェクトの宣伝に使っても構わないし、自分の主義主張を表現する場に使っても構わない。日々のハックからデスマーチへの愚痴、食生活その他の記録を日記のように残しても構わない。我々のこの方針は、八田氏による編集方針の最後に書かれているOff Topic Pressを読んでもらえばいいだろう。

著作権の処理

ライターガイドラインを読めば我々のスタンスが何となく分かると思うが、各ユーザが自身で掲載したジャーナルに関しての著作権は投稿者自身にある。ただし、掲載した時点で、OTP編集部がそのジャーナルを出版、編集、 翻訳、翻案、頒布、公衆送信などの二次的な権利を利用できることに同意するということになる。ジャーナルに関しては、同じ内容を各自がOTP以外の場所で公開しようとも一向に構わないし、逆に各自のブログ等で書いているものと同じ内容を置いてもライセンス的に問題がなければOTPとしては全く問題にしない。

スペシャルジャーナル

ジャーナルページにはスペシャルジャーナルとして、八田主筆と私のジャーナルへのリンクが存在するが、これは旧jlc時代のコンテンツをそのまま持ちこんだ名残り程度の意味でしかない。特にスペシャルジャーナルとする用件というものはないのだが、せっかくなのでそこそこ安定的にIT業界にむかって鋭い提言、意見、問題提起をして頂ける方、会社の宣伝にでも使いたい方、その他おもしろい表現をジャーナルでしてみたい方は編集部までメールで連絡してほしい。この人にジャーナルを書いて欲しいという要望でも構わない。

OTPへの投稿

前述したようにOTPジャーナルでは、journal2submitと呼んでいるジャーナルから記事投稿を可能とする機能が実現されている。OTPのシステムは、秋口までに予定しているSlashdot Japanの次期アップデートを睨んだ上でテストも兼ねて構築されているという事情があるために先行して実装された機能であるのだが、OTPのユーザにとってもそこそこ有用なのではないかと思う。ただし、記事投稿のチェックがされたジャーナルエントリの削除はできなくなるので、その点は注意してほしい。

さて、書いてみよう

アカウントを取得し、ログインした状態であれば、OTPのタイトルロゴのすぐ下に「あなたのジャーナル」というメニューが出現するはずである。あなた自身のOTPをそこでどんどん表現して欲しい。