米IBM、ベンチャー・キャピタル企業とブレード・エコシステムの拡大で協業
米IBMは6月9日、世界有数のベンチャー・キャピタルの米Walden International(WI、カリフォルニア州)と協業し、ブレード・エコシステムを拡大する取り組みを発表した。
IBMとWIは、ブレードサーバー「IBM BladeCenter」を核とした協力体制を構築する。WIは今後5年間でBladeCenterエコシステムのパートナーに最大1億ドルの投資を計画。うち50%以上をアジア市場に集中させる方針。
WIはすでにブレードサーバー市場で、約10社のコンポーネントとソリューション開発企業に投資しており、今後2-5年でブレード業界を対象とした投資のポートフォリオを拡大する。
また、「IBM BladeCenter」を支援する業界コミュニティー「Blade.org」には、インテル系列の有力OEMメーカー数社を含む17社が新たにメンバーに加わったことも発表した。
新たに加盟したのは、Anders & Rodewyk、Arrow Rapac、ASBIS Enterprises、Bell Micro、Bull、Esys Technologies、Ex-Channel Limited、Hammer UK、Intech & Company、レノボグループ、NCR Corporation、Synnex、Double-Take Software、エス・アンド・アイ、Silverback Systems、Symbol Technologies、Wal-Mart Storesの17社。エス・アンド・アイは、コミュニティーに参加した初めての日本企業となる。
日本IBM=http://www.ibm.com/jp/
Walden International=http://www.waldenintl.com/
「Blade.org」=http://www.blade.org/
提供:BCN