NEC、ブレードサーバーにロードバランスソフトを組み込んだアプライアンス
NEC(矢野薫社長)は、省電力・高密度型ブレードサーバーとロードバランス(負荷分散)ソフトを組み合わせた「ロードバランサブレードExpress5800/110Ba-LB」を5月31日に発売した。税別価格は、同等システム構成時に比べて約3割減の63万円。
「Express5800/110Ba-LB」は、ブレードサーバー「Express5800/110Ba-m3」に自社開発の負荷分散ソフトを組み合わせ、各サーバーの負荷状況に応じて複数のサーバーに処理を分散する「ロードバランサ機能」に特化したアプライアンス製品。CPUやネットワークの負荷に応じた処理の割り当てや、事前に設定した予備サーバーを負荷状況に応じて自動的に追加することができ、一時的に負荷が集中しやすいWebサーバーやメールサーバーなどの負荷分散装置として利用できる。
ロードバランサブレードは、高さ3Uのラック型「ブレード収納ユニット」に収容する。収納ユニットには、最大20枚のブレードを収容でき、現行の「Express5800/110Ba-e3」や「同/110Ba-m3」とも混載できるため、ロードバランサ専用装置を別途設置する場合に比べて約 40%の省スペース化が可能という。
NEC=http://www.nec.co.jp/
提供:BCN