日立コム、Linux対応のゲートウェイ専用SIPサーバーソフト「NT-SA」

日立コミュニケーションテクノロジー(日立コム、青木榮司社長)は、VoIPゲートウェイによる大規模ネットワークのIPアドレスを一元管理するSIPサーバーソフト「NT-SA」を10月20日より発売する。

従来H.323で行っていたゲートキーパーによるゲートウェイ管理運用機能を、 SIP上で実現する新コンセプトのVoIPゲートウェイ専用SIPサーバーソフト。専用品とすることで、大規模ネットワークに対応しながら、設定の容易さと低価格化を実現した。拠点やゲートウェイの増設時も同製品の設定を変更するだけで対応する。このほか、ネットワーク内の全通話ログを記録することで拠点ごとの呼数や呼量などを把握でき、ネットワークの見直し時や再構築時などの最適化にも利用可能だ。

また、「ビジネスクラスVoIPソリューションパッケージVoxiP」を構成する「IP電話化ソリューション」に対応。同社のVoIPゲートウェイ「NTシリーズ」により構成するVoIPネットワークにおいて、IPアドレスや番号計画を一元管理することで、通信コストの削減、保守・運用コストの低減を可能とする。

同社では、NTシリーズとして年間1万台の出荷を計画している。

日立コミュニケーションテクノロジー=http://www.hitachi-com.co.jp/