Red Hat Linux 9 - リリース番号のルールを変更、その理由とは?

昨日、Red Had Linuxの最新版をRHN購読者に先行リリースすることを発表したが、提供したサポート情報が不十分だったため、多くの読者から質問が寄せられた。そのほとんどは、「なぜ最新版がリリース9なのか?」、「なぜマイナー・リリース番号(とその前に付けるドット)がなくなったのか?」というものだった。
当事者の1人として、もちろんその理由は知っているつもりだ。その理由の大部分は部外者でも簡単に推測できるものだろう。しかし、読者にできるだけ多くの情報を提供する立場にいる私には、Red Hatとしての回答を取りまとめる義務がある。
さっそく調査に取りかかったが、マーケティング部門からは敬遠されたのか、誰を訪ねてもミーティング中とのことでコメントはもらえなかった。そこで、他の部門については非公式のアンケート調査を敢行した。以下、得られた回答を紹介しよう。

10 – ドットコム企業の躍進、その後のドットボム(ドットコム企業の相次ぐ倒産)と、90年代はドットに振り回された時代だった。自分が今使っているカーネルのリリース番号にはドットが2つも付いている(おまけにダッシュまで!)。いまさらドットを使うのは格好悪くないかい?

9 – ザ・ビートルズのアルバム「White Album」に収録されている曲、「Revolution 9」(ディスク2、トラック12)をもじった。

8 – 実は、発表時の誤植だった。しかしWeb上で公開されてしまい、みんながそれを信じてしまった。

7 – ステップ1: 邪魔者(ドット)を消す、ステップ2: 今後の作戦は未定、ステップ3: 利権を守る!

6 – このペースだと、20周年を迎えるころにRed Hatはバージョン20になる。バージョン20はさぞや強力な機能を備えていることだろう。来年からは開発ペースを一気に加速させるため、リリース番号を5つずつ増やすことになるかもしれないね。

5 – ユーザに疑問を抱かせ、そのことによってRed Hat Linuxの最新版に関心を持ってもらうという策略に違いない。

4 – ギリシャ神話の女神の数は9、太陽系の惑星の数も9。いっそ計算にも9進数を使ったらどうだろう?

3 – ドイツ語で「ノー」という意味の単語(nein)と発音が同じ。僕らが今、叫ぶべきはこの言葉じゃないのかい? もちろん、英語の「ノー」だ。

2 – 「Release 9 From Outer Space」という名前にしようと思ったが、訴えられるかもしれないのでやめた。[訳注: エド・ウッドの「Plan9 From Outer Space」はB級映画として名高い]

1 – いろいろな回答をもらったが、正直なところ、どれも今一つ面白みに欠けるようだ。真相は今後のプレスリリースで明らかにしていきたい。実は、現在、RHCE資格、RHCT資格に関する事案で手一杯のため、「なぜリリース9なのか」という疑問については、近日中に公式見解を発表するということでご容赦願いたい。

最新版のリリース番号に関する読者の意見を引き続き歓迎する。

ご意見やご提案はfeedback@redhat.comまで。よいご意見/ご提案には粗品を山ほど進呈する。

(業務連絡: 同僚諸君へ。君たちの受信ボックスに大量のメールが押し寄せることになるだろうが許してほしい。それだけの価値のある問題なのだから)