営業支援AIエージェント「Effic」が一般公開開始

5,000件の商談データで実証、商談の暗黙知を組織資産に変換

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株式会社Effic(本社:東京都豊島区、代表取締役:菅藤達也)は、営業支援AIエージェント「Effic(エフィック)」の一般提供を開始したことを発表いたします。Efficは、オンライン商談における会話を構造化し、これまで個人の記憶や感覚に依存していた営業の暗黙知を組織の資産として蓄積・活用するAIエージェントです。半年のテスト期間において5,000件の商談データで検証を重ね、ベータ段階から有料利用を開始するユーザーも含めて、その有効性が実証されています。

オンライン商談時代の課題
オンライン商談の普及により、営業担当者は1日あたりの商談数を大幅に増加させることが可能になりました。しかし、その一方で商談内容の振り返りや組織全体での知識共有は困難になっています。
これまでの営業支援の多くは、従来のマネジメント思想に基づき、営業担当者が正しく均一に仕事内容を報告することを前提として設計されていました。しかし、忙しい営業担当者ほどその余裕がなく、特に経験の浅い担当者にとって適切な情報を報告すること自体が困難という課題がありました。
また、オンライン商談の録画や文字起こしによる手作業の自動化が進む一方で、今度は膨大なデータを扱うことが困難になり、それを汎用的な知識として組織で活用することができないという新たな問題も生じています。
この結果、顧客の「本音」や「反応」といった貴重な情報が記録されずに流れて消えてしまい、営業活動が属人的なスキルに依存する構造から脱却できずにいます。

商談構造化技術を搭載したAIエージェント
Efficは、商談中の会話を解析し、顧客のニーズや提案への反応を構造化する独自技術(特許出願中)を搭載しています。業務ごとに単体で使用するの効率化ツールではなく、営業における暗黙知を可視化し、組織の学習資産として継続的に蓄積し、ユーザーに働きかけていく統合的なAIエージェントです。

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=DJXDSBKY9VU ]

Efficの主要機能
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Efficは、商談情報を組織の知識に変換するAIエージェントです。ブラックボックスだった経験は再現可能なナレッジとして蓄積されていきます。

01商談前:企業調査による事前準備
– 企業調査:相手企業の事業概要、業界トレンド、経営課題を自動整理。

02商談中:インテリジェントなヒアリング支援
– ヒアリングシート:会話中に質問項目をナビゲート。重要情報を漏れなく取得。
– ライブアシスト:会話中に次の質問や提案のヒントを即時提示。(2025年9月予定)

03商談後:構造化された分析と次のアクションの提案
– 商談分析:顧客の発言をスコアリング。次回提案を精緻に。
– お礼メール:内容に沿ったメールを自動生成。丁寧なフォローを実現。

04知識の資産化:学習し続ける知識の再利用
– 営業組織診断:商談記録をもとに組織と担当者の課題を明確化。(2025年7月予定)
– Effic Wiki:商談で得た知見を自動で記録し続ける次世代のWiki。(2025年7月予定)
– ロールプレイ:パーソナライズされた次世代の研修。(2025年10月予定)

実証結果と評価
半年のテスト期間において、5,000件の商談データを用いた検証を実施。営業担当者個人のスキル向上だけでなく、営業責任者による組織課題の整理と具体的なアクション立案に寄与していることが確認されています。テスト段階にも関わらず有料での利用を開始するユーザーが出現するなど、その実用性が高く評価されています。

Efficのロードマップ
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Efficは、商談の実態を正確に捉える「Phase1 アナリティクス」から始まり、営業担当者やマネージャーの気づきと意思決定を支援しながら、やがて行動を助け、戦略を共に考え、最終的には活動を担う存在へと進化していきます。
2025年7月現在は「Phase2 コーチング」に到達しました。

Phase 1:アナリティクス(実装済み)
Efficが営業知能として成長するための記憶と理解のフェーズです。商談の文脈を構造化して学習することで、営業組織に再現可能なナレッジを提供します。
Phase 2:コーチング(進捗中)
商談中に話すべき内容を提示するライブインテリジェンスや、AIロールプレイングを通じて、パーソナライズされた育成ガイドを提供します。
Phase 3:アクセラレーション
お問い合わせ頂いた新規リードに対して、即時に適切なフォローアップを行います。
Phase 4:マネジメント
Efficが予算管理やKPI設計を支援。顧客と営業担当者のマッピングによって、売上を最大化させるためのプランを提案します。
Phase 5:フルエージェント
Efficは営業を支援するAIから、営業そのものを行うAIへと進化します。Efficは、人と同じように営業を考え、働くフルエージェントとなります。

代表者プロフィール
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株式会社Effic 代表取締役CEO
菅藤達也(カントウ タツヤ)
ゲーム業界、ネットリサーチ業界を経て、2012年12月に株式会社クラビスを創業し、会計業界向けBPaaSを開発。2017年11月に同社を株式会社マネーフォワードに売却。2017年12月にマネーフォワードのM&A担当執行役員に就任後、2020年7月にCSOに就任し、M&Aに加えて海外戦略、個人向け資産管理事業を統括。2022年11月に役員を退任後、2023年1月に株式会社Efficを創業。
代表者コメント
営業は『センス』や『才能』で決まるという思い込みを変えたい。どんなことにも構造があり、成果が出る人と出ない人の差には必ず理由があります。Efficは、その構造を明らかにし、誰もが誠実に成果を出せる土台をつくるプロダクトです。
AIは人の思考を代替するものではなく、支えるものです。Efficによって営業担当者が本質的な思考と顧客との対話に集中できる環境を提供し、営業組織全体の自律的な成長を実現していきます。

サービス詳細・お問い合わせ
Efficの詳細機能や導入に関するお問い合わせは、公式ウェブサイト(https://lp.effic.app/)をご覧ください。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/165599/1/165599-1-58527e02f26e62d51a86fbcdd7925296-512×512.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社Effic
社名: 株式会社Effic
設立: 2023年1月27日
所在地: 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋5階
資本金: 47,000,000円
代表取締役: 菅藤達也
ミッション: 働く人の創造力を引き出す
事業内容: AIエージェントの開発、コンサルティング
ウェブサイト: https://lp.effic.app/

リリース詳細
提供元: PR TIMES