企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、研究者・教員・大学院生・研究支援部門の業務を横断的に支援する、学術領域特化型生成AIソリューション「AI孔明TM on IDX」において、大学・研究所向けにRAG(検索拡張生成)対応ナレッジチームドライブ搭載版の提供を開始いたします。
本システムは、研究計画書、論文構成テンプレート、実験プロトコル、参考文献DB、学会発表履歴、研究資金申請ガイドなど、研究活動に不可欠なナレッジを体系的に整理し、チームドライブに格納。
研究者の質問に対して、生成AI「AI孔明」が文脈に即した自然文で即応答し、出典も提示することで、「探す」「確認する」時間を削減し、本来の研究に集中できる環境を提供します。
【活用シーンの例】
● 「この学会での過去の発表テーマ一覧を調べたい」
● 「科研費の申請ガイドラインと今年の変更点を確認したい」
● 「材料科学の分野で一般的な実験プロトコルを教えて」
● 「論文要旨に使える構成テンプレートはある?」
● 「研究倫理やデータ管理方針の最新文書を見せて」
AI孔明は、こうした質問に対してナレッジチームドライブ内の文書から関連情報をRAGで検索・要約し、即時に自然文で回答。「この回答は『2024_科研費_申請手引き.pdf』に基づいています」と出典を明示し、説明責任や引用対応にも対応します。
【ナレッジチームドライブ構成例(アカデミック仕様)】
● 研究計画書テンプレート(分野別・学内指定様式)
● 論文構成テンプレート(和文/英文、要旨・目的・方法・考察)
● 実験プロトコル(分野別/国際標準/研究室内標準)※
● 参考文献DB(学術論文リスト・DOI付き・分野タグ付き)※
● 学会発表履歴(過去演題、スライド例、抄録)
● 研究資金申請ガイド(科研費、JST、民間助成、締切カレンダー)
● 研究倫理・データマネジメント規程(学内ポリシー・外部規範)
※オプション機能となりますので、別途ご相談ください。
【ナレッジチームドライブの特長】
● Word/PDF/Excel/PowerPoint形式にも対応
● 研究室/学科/大学単位でのナレッジ構成に柔軟に対応
● RAG構造により、質問文の文脈に即した高精度な回答が可能
● 出典明示により論文・申請書・報告書での引用元確認も容易
● クラウド対応で、教員・院生・事務が一貫して利用可能
【導入メリット】
● 若手研究者・大学院生の自己学習・文献探しをAIが支援
● 申請・発表・報告など書類作成の手間を大幅に軽減
● 研究室内のナレッジを蓄積・共有しやすくなる
● 文書検索・引用確認にかかる工数を削減
● 研究倫理・データ管理の徹底にも活用可能
【今後の展開】
今後は、分野別テンプレート(生命科学・工学・人文社会・情報など)の提供、電子ラボノートやデータリポジトリとの連携、AIによる研究課題分析・探索支援機能の実装を予定。大学・研究所の研究DXを支える中核AI基盤としての進化を目指してまいります。
■お問い合わせ・・資料請求はこちら
https://www.idx.jp/ai
AIデータ社は、6月20日に法務におけるAI活用とDX推進をテーマにした「AIエージェント×AI/DXフォーラム June~法務~」を開催いたしますので、ぜひご参加ください。
「AIエージェント×AI/DXフォーラム June ~法務~」開催概要
https://www.idx.jp/aikoumei/june/
1. 日時:2025年6月20日(金)14:00~16:45 (受付開始 13:45)
2. 会場:日経ホール&カンファレンスルーム
東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F https://www.nikkei-hall.com/access/
オンラインとハイブリッドで開催
3. 対象者:
経営者、法務・リーガルテック業界のDXやAI活用推進ご担当者様、および情報システム部やDX推進ご担当者
4. 詳細・お申し込み先:https://www.idx.jp/aikoumei/june/
5. 参加費用:無料
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明TM』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。