新製品 EPYC 9005/9004 CPU 塔載、4*PCIe5.0/CXL2.0(X16)および3*PCIe5.0(X16)バスを装備した SVR/WS「Slva-4906ESC」シリーズのご紹介

株式会社クォーレスト(本社:東京都世田谷区 代表取締役:黒川博生)では、LGA6096(Socket SP5)AMD EPYC 9005/9004 CPUを搭載し、3/2スロットGPUに対応した4本のPCIe5.0/CXL2.0(X16)バス および 3本のPCIe5.0(X16)バスを装備したServer/WS「Salva-4906ESC」シリーズ の販売を2024年12月より開始いたします。空冷式のSalva-4906ESCモデルと、AIO簡易水冷ユニットを使用したSalav-4906ESCLモデルとがラインアップされています。
両システムとも、最大4TB 4800 MT/s DDR5 ECC 3DS-RDIMM/768GB4800 MT/s DDR5 ECC RDIMMの実装が可能で、電源は障害発生時の復旧が容易なプラグイン方式電源を採用しています。従来のPCIe補助電源に加えて、(12+4)ピンのPCIe5.0 12VHPWR電源コネクターが利用できます。

◆Zen4 AMD EPYC 9005/9004 CPU◆
Salva 4910ESCシリーズは、LGA6096ソケット(ソケットSP5)のAMD Zen4 EPYC 9005/9004 CPUを搭載したシステムで、Windows系OS、Linux系OS、仮想化OS環境での動作が確認されています。
3.5インチ専用ベイ4基、2.5インチ専用ベイ2基、3.5/2.5インチベイ6基(最大10基)、5.25インチベイ2基が利用可能です。(1)
換気性能と静音性を両立した筐体設計で、両サイドパネルとフロント ドア内面は吸音・防振加工が施されています。フロント ドアは左右どちらにも開閉可能で、取り外しての運用も可能です。
AMDターボコア技術(AMD Turbo Core-Technology)、AMD Precision Boost 2技術、AMD Infinity Guard Security技術、などの最新技術をサポートし、AMD同時マルチスレッド技術(AMD Simultaneous Multi-Threading : AMD SMT)により、最大96コア192スレッドの64bit並列演算処理に対応します。(2)
AMD 3D V-Cache搭載のCPUでは最大1150MBのL3キャッシュメモリーをサポートし、CPUに直結する8本のDIMMソケットには、768GBまでのDDR5 4800 MT/s ECC RDIMM まだは4TBまでのECC 3DS RDIMM が実装できます。
システム拡張機能として、CPU内蔵のPCIe5.0 I/Oコントローラに接続されたPCIe5.0/CXL2.0(X16)バス4本とPCIe5.0(X16)バス3本、PCIe5.0(X8)バスが接続されています。(3)
◆sIOD SoC◆
メモリーコントローラー、I/Oコントローラ、USB3.0コントローラなどから構成されるsIOD(Server I/O Die)が、Zen4マイクロアーキテクチャーCPUコアを集積したCCD(CPU Complex Die)と共に、SoC(System-On-Chip)としてCPUに内蔵されています。
ストレージ機能として4ポートのSATA3ポートと1基のPCIe5.0(X4)接続M.2ソケットが、I/O機能としてUSB3.2 Gen2 ポートがCPUに接続されています。
◆ネットワーク機能◆
CPUに接続されるBroadcom BCM57416デュアル10GbE LANポートは、VM密度(Virtual machine density)を向上するTruFlowオフロードエンジンを内蔵しています。IEEE802.3an規格に準拠し、チーミング、PXE、SR-IOV、GENEVE、VXLAN、NVGRE、RoCE、SDN、NFVをサポートして、仮想化OS VMWare ESXi 7.0u3i/8.0, CITRIX Hypervisor 8.2.1での優れた接続性を発揮します。
◆グラフィックス機能◆
CPU接続Aspeed AST2600 BMCチップからのVGAポートを装備しています。2D/3Dコンテンツ作成、VRコンテンツ開発、製品設計・デザイン・エンジニアリング・シミュレーション、科学研究分野でのビジュアルコンピューティング、AI・ディープラーニングプラットフォームとしてNVIDIA RTX、T、QuadroシリーズGPUの搭載が可能で、3/2/1スロットのGPUが利用できます。(4)
◆IPMI2.0をサポート◆
Aspeed AST2600を使用したIPMI2.0準拠のシステム・マネージメント機能は、専用LANポートを装備し、WEBブラウザを使用してOSに関係なくシステムの遠隔操作を可能にします。システム起動・停止、温度やファン回転数など各種パラメーターのモニタリング、BIOSのアップデート、KVM over IP機能によるバーチャルメディアからのOSインストール等が行えます。
◆電源と冷却機構◆
障害発生時の復旧が容易で、3個の(6+2)ピン12V PCIe電源コネクターと(12+4)ピンPCIe5.0 12VHPWR(600W)電源コネクターを装備した、80Plusゴールド規格1200W ATXプラグイン方式電源を搭載しています。
システム構成に応じて1500W、2000W電源への変更が可能です。(5)
空冷方式のESCモデルでは、システム前面に3台の14cm x25mm静音吸気ファン、天板に2台の14cm x 25mm静音排気ファン、背面に12cm x 25mm PWM排気ファンを設置して効率的に冷却しています。
CPUは6本のヒートパイプを使用したヒートシックと、1000-2200 rpmで回転する2台の12cm x 25mm PWMファンで構成され、TDP≦400W対応のプッシュプル方式CPUクーラーで冷却されます。(6)
簡易水冷方式のESCLモデルでは、システム前面に3台の14cm x25mm静音吸気ファン、天板に3台のラジエーター冷却を兼ねた12cm x 25mm PWM排気ファン、背面に12cm x 25mm PWM排気ファンを設置して効率的に冷却しています。CPUは、毎分7.5の高流量ポンプとシステムトップに配置された360mmラジエーター、CPU冷却ブロックで構成される簡易水冷ユニットで冷却されます。オーバークロック駆動時に発生する500Wまでの発熱に対応します。

(1) 3.5/2.5インチベイ数:5.25インチベイ数は6:0, 4:2, 3:4となります。
(2) コア数・キャッシュ容量はCPUに依存します。
(3) AMD 3D V-Cache搭載CPU及び97×4 CPUではCXL1.1をサポート。PCIe5.0(X8)バスはシステムが使用。
(4) アクティブクーリングモデルに対応。
(5) 1500W, 200W電源の使用には200Vac電源が必要になります。
(6) TDP≦450WのCPUクーラーへの変更が可能です。

ホームページにて、システム構成に関する詳細を掲載しております。
また、製品PDFもご用意させて頂いておりますので、御参照頂ければ幸いです。
ホームページのURLは以下をご参照下さい。

Qualest Salva 4910ESC-T2
【フルタワー 空冷SVR/WS, AMD EPYC 9005/9004 CPU、AMD sIOD CPU 内蔵 PCH、4*PCIe5.0/CXL2.0 (X16)バス , 3*PCIe5.0(X16)バス、 最大4TB 4800 MT/s DDR5 ECC 3DS-RDIMM/ 768GB 4800 MT/s DDR5 ECC RDIMM、2*10GbE LAN、PCIe5.0 補助電源コネクター装備プラグイン方式 1200W ATX電源】
http://www.qualest.co.jp/contents/tower/Salva4910ESC-T2.shtml

Qualest Salva 4910ESCL-T2
【フルルタワー 簡易水冷SVR/WS, AMD EPYC 9005/9004 CPU、AMD sIOD CPU 内蔵 PCH、4*PCIe5.0/CXL2.0 (X16)バス , 3*PCIe5.0(X16)バス、 最大4TB 4800 MT/s DDR5 ECC 3DS-RDIMM/ 768GB 4800 MT/s DDR5 ECC RDIMM、2*10GbE LAN、PCIe5.0 補助電源コネクター装備プラグイン方式 1200W ATX電源】
http://www.qualest.co.jp/contents/tower/Salva4910ESCL-T2.shtml

【会社概要】
■会社名 株式会社クォーレスト
■代表者 代表取締役 黒川 博生
■創 立 平成5年10月8日
■所在地 東京都世田谷区船橋5-29-10
■TEL 03-6316-6328
■FAX 03-6323-5652
■URL http://www.qualest.co.jp

【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 株式会社クォーレスト
■担当者 黒川 博生、松枝 秀樹
■TEL 03-6316-6328
■FAX 03-6323-5652
■E-Mail sales@qualest.co.jp.

リリース詳細
提供元: ドリームニュース