「ゆざわマッチボックス」、利用企業全てにセルフソーシングを提供開始

湯沢町の全ての事業者へ人材プールの活用を促し、最先端の人材戦略区域を目指す

 株式会社Matchbox Technologies(マッチボックステクノロジーズ 本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社長:佐藤 洋彰)は1日・数時間単位の求人と働き手をオンラインでマッチングする自治体公式のスポットワークプラットフォームの構築・運用をサポートしています。マッチボックステクノロジーズは2022年7月から、新潟県南魚沼郡湯沢町(町長:田村正幸 たむらまさゆき)の「デジタル技術を活用した労働環境提供・効率化事業」において、湯沢町公式スポットワーク※1プラットフォーム「ゆざわマッチボックス(URL:https://matchbox.jp/niigata/yuzawa)」の運用を受託しています。
 今回、「ゆざわマッチボックス」は2024年12月中旬(予定)から登録する全ての事業者に対してセルフソーシング(C)️※2を無料開放します。
※1スポットワークとは短時間・短期間で雇用契約を結ぶ働き方のこととされています。スポットワークは雇用型ギグワークとも呼ばれ、ギグワークとは雇用関係の有無で区別されることが多くなってきています。
※2人材を自社のデータベースに登録し自社のデータベースに対する人材募集というmatchboxの仕組みをアウトソーシングと対比しセルフソーシングという名称で商標を取得しました
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68701/84/68701-84-8a05e43e90d96064eb8373428e2e4d89-1920×1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「ゆざわマッチボックス」利用企業はサイトおよびアプリケーション上に簡単に求人を出すことができ、働き手はサイトやスマートフォンアプリケーション上から湯沢町を就業地とする様々な求人に対し、1日・数時間単位から申し込むことができます。「ゆざわマッチボックス」はデジタルによる利便性の高い応募方法と1日数時間単位で働くことができる柔軟性の高い求人掲載で、現在(2024年10月23日)約1,380人、約110事業所が登録しています。

「ゆざわマッチボックス」の利用事業者にはセルフソーシングの機能を有償のオプションとして展開していました。セルフソーシング利用事業者は働き手との合意のもと、自社専用のデータベース上に全ての働きたい人を登録することができます。また、予定調整アプリのようにカレンダー上に1日・数時間単位からの業務シフトを視覚的に簡単に配置・登録することができ、登録されたシフトは外部の人材だけでなく、データベース上の人材のみに共有することができます。セルフソーシングを利用することで、自社の経験者や長期的な付き合いをしたい働き手をデータベースに貯めることができます。また、データベース上の人材のみにシフトを共有することで、信頼性と経験値が高い人材に限定してスポットワークを依頼することができます。また、働き手は自身の意志でデータベースに登録した「好きな企業」の求人の掲載が優先して届くので積極的に応募をすることになります。セルフソーシングを利用することで、スポットワークの柔軟な働き方と信頼性の高い人材雇用の両立が可能になります。
 これまで「ゆざわマッチボックス」では、宿泊業の株式会社双葉、株式会社本陣リゾートがセルフソーシングを導入していました。2024年4月1日~10月23日の期間で、「ゆざわマッチボックス」における人材マッチング数約6000件のうち約3000件が株式会社双葉、株式会社本陣リゾートの求人によるものです。セルフソーシングによりマッチング率が大幅に高まっています。

 今回、「ゆざわマッチボックス」利用企業にセルフソーシングの機能の初期費用を無償としました。既存の「ゆざわマッチボックス」導入企業だけでなく、今後「ゆざわマッチボックス」を導入する企業は全て無償でセルフソーシングの機能を使い始めることができます。

 海外ではダイレクトソーシングという言葉がセルフソーシングと同様の意味で使用されています。世界最大のIT分野を中心とした調査・助言を行う企業のガートナー社は「2025年には世界の労働力の40%が臨時の従業員として就業する」としており、世界的にもパートタイマーやアルバイトなどの有期雇用が拡大するとされています。そんな中、パートタイマーやアルバイトなどの有期雇用の方の力を最大限活用する方法としてダイレクトソーシングは注目されており、米国の人材業界シンクタンクTalent tech labsはダイレクトソーシングを「2年以内に60%の企業が人材戦略として活用する」(2022年時点)としており、SIAはダイレクトソーシングを「今後20年間、世界の人材市場を牽引する仕組み第一位」(2021年時点)としています。

■本取組に対する湯沢町のコメント
 ゆざわマッチボックス導入時に、単なるギグワークサイトではなく、セルフソーシング機能を使って事業者の生産性向上を図る取組となることを目指していました。
 この度、セルフソーシングの無料開放ということで、その狙いが達成しやすくなる環境が整うことを嬉しく思うとともに、産業の構造改革・生産性の向上を進めてまいります。

Matchbox Technologiesグループは、人材雇用・労務管理を一体とした人材マネジメントのデジタル化により、雇用側の金銭的・人的コストの効率化および柔軟に働ける社会の実現を目指していきます。

以上

「matchbox(マッチボックス)」について
「matchbox」は自社独自の人材プールを構築することで、人材の採用にかかる時間やコストを大幅に削減することができるセルフソーシング(R)︎サービスです。導入企業は現役従業員をはじめ、OB・OG(退職者)、登録制アルバイトを中心とした自社独自の人材プールの構築が可能です。アプリケーションを通じて、人材プールに対するシフトの共有から採用までを簡単に行うことができます。勤務が確定した場合は人材に合わせ雇用手続き、給与計算、支払い、全て自動化で対応。企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティを実現します。現役従業員と外部人材を同時にマネジメントできる唯一無二のアプリケーションであり人々の働き方を前進させる革新的なサービスです。現在、スポットワークおよびセルフソーシングに関する特許を国内外に30件以上出願しており、基本特許を含む10件以上の特許を取得済みです。

・matchboxのマッチングまでの流れ:
 1. 募集の3時間前までに、事業所が求人する日時・人数・時給・条件等を登録
 2. 求職者が、条件に合う事業所を選択し応募
 3. 応募者の中から、事業所が勤務者を選定
 4. 当該事業所で勤務

「Matchbox Technologiesグループ」について
Matchbox Technologiesグループは、「matchbox」を提供する株式会社Matchbox Technologies、ローソンの店舗経営を中心とした株式会社Fuzion’z、ローソンとの合弁会社で、ローソン店舗向けの人財教育・人財派遣などを行うローソンスタッフ株式会社によって構成されています。2004年にFusion‘zを創業しローソン国内最大級の加盟店に成長し、その後、人不足対策のためローソンスタッフを設立し派遣事業を全国で展開しました。さらなる柔軟性を求め、当社を設立し「matchbox」事業を開始しました。株式会社Matchbox Technologiesは、製品開発、マーケティング、広告事業の意思決定者に様々な国籍の人材を起用しており、ベンチャーでありながらグローバルに受け入れられるような製品展開をしています。これまでに新潟県や大阪府などの11自治体でスポットワーク・セルフソーシングプラットフォームを受託した実績があります。
企業ページ:https://www.matchboxtech.co.jp/about-us

<会社概要>
社名  株式会社Matchbox Technologies (マッチボックス テクノロジーズ)
設立  2015年7月1日
代表取締役社長  佐藤 洋彰
本社所在地  〒950-0945 新潟市中央区女池上山3-14-10
東京本部  〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-4-2 藤和神田錦町ビル3F
代表電話  025-384-4457
資本金  1億7100万円(資本準備金含む)

お問い合わせ先
matchboxご相談窓口
TEL: 0120-425-362
https://matchbox.jp/business/form/inquiry

リリース詳細
提供元: PR TIMES