AI画像キャプション、音声監視およびストリーム受信の拡充
ソニーマーケティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川口大輔)は、2024年11月からSaaS型のAI映像解析サービス「A2 Production カスタマイズソリューション」の最新バージョンVer. 1.4の提供を開始します。
なお、Ver. 1.4は11月13日(水)から幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2024」のソニーブースで展示します。
■Ver. 1.4の主な特長
1. 画像キャプションエンジンの追加
物体、天候、状況などを認識してテキスト表示する、画像キャプションエンジンを追加します。映像を解析して「a baseball player swinging a bat at a ball」など、映像の内容を自動的にテキストで表示できるため、シーン検知の基礎情報として利用できます。映像のメタデータ付与に利用することに加え、後段処理のアルゴリズムをエンタープライズプランにてカスタマイズ対応することで、ハイライト映像の作成や特定シーンの自動抽出といったワークフローが構築できるようになります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18968/276/18968-276-081c6b542566678414fdac58b120dbf0-867×618.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
映像協力:スカパーJSAT株式会社
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18968/276/18968-276-d7f8916e6b3e0a8949bdc2b0b7eba110-882×618.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.音声ノイズ検知エンジンの追加
Web配信映像の監視を想定した、音声ノイズ検知エンジンを追加します。配信ストリームの正副2系統を比較解析することで音声品質の異常を検知し、アラートを発報します。従来は人的リソースをかけていた音声監視を自動化することで、システム監視の効率化に寄与します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18968/276/18968-276-5ee223d721b8a59cab40bb275d71f5db-347×600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ノイズ検知エンジンのイメージ
3. HTTP Live Streaming (HLS) 入力に対応
HLS入力に対応することで、ストリーミング配信サービスの映像を直接取り込んでライブ解析を行えるようになります。ライブ解析では、配信を追いかけながら解析を行うこともできるため、編集スピードが重視されるスポーツコンテンツなどにも活用できます。また、配信映像から盛り上がり区間をクリップして、ライブで切り出す機能にも新たに対応します。これまで提供してきた、クラウド素材伝送「C3 Portal」によるライブ解析に加えて、配信映像でのライブ解析にも対応することで、AI解析の活用の幅を広げます。
■関連リンク
・AI映像解析サービス A2 Production
https://www.sony.jp/professional/creators-cloud/a2-production/
・クラウド制作プラットフォーム Creators’ Cloud
https://www.sony.jp/professional/creators-cloud/
・SaaS型の映像制作クラウドソリューション「A2 Productionカスタマイズソリューション」の提供を開始
https://www.sony.jp/professional/News/newsrelease/20231110A/
・Inter BEE 2024出展概要
https://www.sony.co.jp/corporate/information/news/202410/24-033/
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