伴走型従業員支援サービス「The CARE」、いよいよシードVCのジェネシア・ベンチャーズ投資先スタートアップへの提供開始

ハラスメントやライフイベントの相談にも対応し、安心して挑戦し続けられる環境整備を支援

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株式会社With Midwife(本社:大阪市、以下With Midwife)は、企業視点を兼ね備えた医療者による伴走型従業員支援サービス「The CARE」を、プレシード・シード期のスタートアップへの投資と経営支援を行う株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(本社:東京都渋谷区、以下ジェネシア・ベンチャーズ)の投資先企業に対し、2024年11月1日より提供開始しました。
ジェネシア・ベンチャーズは2024年9月より「The CARE」を社内で導入し、従業員が働きやすい環境整備を積極的に推進してきました。今回、新たに投資先企業にも「The CARE」の提供を拡大することで、スタートアップにおける従業員のワークライフバランス向上と健やかな職場づくりを後押しします。

■導入の概要
・株式会社ジェネシア・ベンチャーズについて
ジェネシア・ベンチャーズは、創業初期のプレシード・シード期のスタートアップに投資と経営支援をおこなう独立系のベンチャーキャピタルです。2018年の設立以来、3つのファンドで約270億円を運用。日本、東南アジア、インドの約160社のスタートアップに投資しています。

2021年12月にPRI(責任投資原則)への署名を実施、合わせてESG投資方針を策定しており、投資先スタートアップの長期的かつ持続的な企業価値の向上と社会課題の解決を通じて、ビジョンである「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会」の実現を目指しています。

さらに、2022年7月よりESG投資方針に基づくエンゲージメント活動の一環として、投資先スタートアップが無償で利用できる各種サービス「ESGソリューション」の提供を開始しており、同サービスにおけるメンタルヘルス・ハラスメント外部相談窓口機能のさらなる拡充のため、「The CARE」の導入に至りました。
・健康とライフイベントの従業員支援プログラム「The CARE」導入内容について
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「The CARE」は、労務やキャリア支援など企業視点のスキルを兼ね備えた医療者が、アプリケーションを通じて企業・従業員をサポートするサービスです。
ジェネシア・ベンチャーズ投資先企業の従業員とその家族に対し、看護師・助産師・保健師等の国家資格を併有するスタッフ3名が専属で、24時間365日寄り添います。
LINEチャットやテレビ電話を通じた匿名オンライン相談のほか、研修やワークショップなどのウェルネストレーニング、相談実績の統計データに基づくコンサルティング、育休サポートプログラムなどを導入します。
■スタートアップ企業への導入背景
スタートアップ業界が陥りがちな健康課題
スタートアップ業界は、その特性上、速度と革新に重点を置いているため、従業員は過密スケジュールや高いストレスレベルに晒されがちです。その結果、過労や睡眠不足が常態化し、精神的、肉体的健康問題を引き起こすことも少なくありません。これらの健康課題に対処するため、効果的な健康管理とサポート体制の構築が求められています。
 
ライフイベントが生じても「ウルトラマラソン」を走り切るために
事前の打ち合わせにて、スタートアップ経営は「ウルトラマラソン」のようだという話題がでました。加えて、若い世代のスタートアップや女性経営者、セカンドキャリアとしての創業も増加する中で、子育てや介護などのライフイベントに直面する経営者およびメンバーも増えてきました。そういった社会的背景、スタートアップ経営の特徴を考慮し、全ての人が「ウルトラマラソン」を走り切るために、はたらく背景を考慮しながら支援できる子育てや介護領域の専門家の存在が必要です。
 
近年業界で課題となっているハラスメント問題
また、スタートアップ業界では、フラットでオープンなコミュニケーションが奨励される一方で、その非形式的な環境がセクハラやパワーハラスメントなどの問題を引き起こすことがあります。2024年7月に報告され、弊社代表も発起人の一人として行ったスタートアップ業界の現状についてのインターネット調査では、女性起業家の52%が性的ハラスメントを経験という結果となりました(*1)。このような問題への対応として、適切な相談体制や予防策の導入は急務です。
 
・投資先企業の課題解決に期待
投資先スタートアップ企業へのサービス提供開始により、ジェネシア・ベンチャーズがベンチャーキャピタルとして、ファイナンスのみならず健康とウェルビーイングのサポートも行うことで、スタートアップエコシステム全体のハブとなって持続可能な成長とイノベーションを促進することを目指しています。
さらにこれらは結果的に、投資先企業の生産性向上や従業員満足度の向上に寄与し、事業成長にも必ず紐づくものと考えています。
 
「The CARE」では、看護師・助産師・保健師などの国家資格を持つ医療専門家が、健康や子育ての支援だけでなく、メンタルヘルスや職場のコミュニケーション、ハラスメント問題に至るまで、様々な相談に対応しています。
匿名で利用できる社外相談窓口として、プライベートと業務の両方に関わる悩みを打ち明け、解消する場として機能しております。専門知識に基づく細やかなアドバイスや適切なリファレンス提供により、スタートアップ業界の発展をサポートします。
■株式会社With Midwife 代表取締役 岸畑聖月 コメント
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いよいよ11月1日から、ジェネシア・ベンチャーズ投資先企業様へ「The CARE」の提供が拡大されることを、心から嬉しく思います。このプロジェクトを通じて、私たちの目指す未来が一歩ずつ現実のものとなる感覚を、強く感じています。

9月からの試験導入において、ジェネシア・ベンチャーズの従業員様の約8割に「The CARE」をご活用いただき、その中で「仕事と生活の調和を保ちながら働き続けることの難しさ」に対する私たちのサポートの意義を改めて理解していただけたと感じています。
試験導入を経て今回の拡大によって、ベンチャーキャピタルが単に資金だけでなく、経営者や従業員の「人」を支えるという新しい形を共に作り上げることは、私たちにとっても非常に大きな挑戦であり、誇りでもあります。

スタートアップの世界では、スピードと革新が求められる中で、多くの方が心身の健康や家庭の問題に直面しています。私たちは、こうした心身の変化やライフイベントにも真摯に向き合い、その方らしさ、挑戦するモチベーションを守る環境を提供することで、みなさんが本来の力を発揮できるよう全力でサポートいたします。経営者が、従業員が、安心して挑戦し続けられる環境こそが、未来を切り拓くスタートアップの源になると信じています。
■健康と子育ての従業員支援プログラム(EAPサービス)「The CARE」について
働く人を取り巻くライフイベントやキャリアに関する悩みを、24時間365日いつでも企業視点を兼ね備えた専属の看護師/保健師/助産師に相談できるアプリをメインとした従業員支援サービス。
The CARE公式サイト https://thecare-biz.jp/

<The CAREの3つの特徴>
幅広い専門性をもつスタッフによる手厚いサポート
看護師・助産師・保健師等の国家資格を併有するスタッフが、労務やキャリア支援などの企業視点のスキルを身につけ(ライセンス制)、はたらく人を支援します。
 
気軽さ・手軽さを追求したアプリ
医療専門家は1社につき3名以上専属でつきます。導入企業に所属する従業員およびその家族は専用のアプリケーションでメンタルヘルス、体調管理、妊活、子育て、介護など公私における様々なお悩みを打ち明けることができます。24時間365日相談を受け付け、匿名で利用できる社外相談窓口です。
 
企業と個人双方から支援
企業視点を身につけた専属の医療者は、企業独自の制度や社風も理解して従業員の支援にあたります。一方で、相談者からの声をデータ分析した後、直接企業へフィードバックを行い、改善や風土醸成につなげます。両者に対し密に関わりながら、従業員のお悩みの根本的解決をめざします。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=OglXxDf4oz0 ]
■企業概要
企業名:株式会社With Midwife

設立日:令和元年11月1日

資本金:300万円

代 表:岸畑 聖月

所在地:大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303

理 念:「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも 取り残されない未来」の実現
目の前のいのちだけでなく、流産や死産など、目に見えないいのちも私たちは日常的に目にしています。そんないのちも、決して取り残されない社会を、私たちは助産師の「寄り添う(care)」チカラで実現します。

公式HP:https://withmidwife.jp/

*1:女性起業家の52%が性的ハラスメントを経験 – 日本のスタートアップ・エコシステムの構造的課題と解決の方向性:予備調査,株式会社Eirene University,2024年7月19日,https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000041658.html

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提供元: PR TIMES