株式会社カネカ（本社：東京都港区、社長：藤井 一彦）が製造・販売する、カネカ有機EL照明（以下、カネカOLED照明）パネルを使用したカネカOLEDデスクライト*1が、第18回キッズデザイン賞（主催：特定非営利活動法人キッズデザイン協議会）において、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門でキッズデザイン賞を受賞しました*2。
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に、そして安心して暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から子どもや子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設された顕彰制度です。
カネカOLED照明は、パネル面全体からやわらかく広がる光を発するため、まぶしさが少なく、また拡散された光が対象物を均一に照らすため、影ができにくくなります。そして光の波長にも特長があり、低い照度でも見やすく、ブルーライトの成分も少ないため、目の疲れを軽減しやすく、作業時の姿勢が崩れにくくなり、集中力が持続しやすくする効果*3があります。こうした点が学習環境や読書シーンにおいて子どもたちの安全・安心に貢献することが期待され、今回の受賞となりました。
また、当社が参画する、産官学一体となって取り組む「子どもウェルネス創出事業化コンソーシアム*4」も子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門にてキッズデザイン賞を受賞しました*5。
当社は「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks “Wellness First”.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供しています。今後も、OLEDの光の特長をさらに生かし、子どもの成長シーンにも目を向けて、ウェルネスな子ども部屋づくりや、学校・学習塾などのよりよい学習環境づくりに積極的に取り組んでまいります。
以上
*1. カネカオンラインショップ（https://www.kaneka.co.jp/onlineshop）など各種オンラインショップにて販売しています。
*3. 小学生や中学生を対象に、自宅などでデスクライトを使用する場合を想定した環境下で、有機EL照明と従来照明（LED照明）の比較検証を実施。2023年度(第56回)照明学会全国大会で、カネカが発表。
*4. 大阪公立大学健康科学イノベーションセンター、学校法人帝塚山学院 帝塚山学院大学、株式会社学研エデュケーショナル、株式会社カネカ、特定非営利活動法人健康ラボステーション、株式会社COPELコンサルティング、住友生命保険相互会社、積水ハウス株式会社、株式会社ダスキンで構成された、子どもたちの健やかな発達に資する科学的エビデンスに基づく、ウェルネスソリューションの創出と事業化促進を目的として活動する団体。
*5. 応募作品名：課題解決学習プログラム～産学連携での社会課題解決
受賞内容はhttps://www.omu.ac.jp/orp/chsi/info/news1/entry-44234.html
当社は本プログラムにおいて、大阪市立美津島中学校（淀川区）の2年生約150名を対象に「光と睡眠に関する課題解決学習」を提供しています。
