~リバースETL ソースにPostgreSQL 追加、Dataverse / Dynamics 365でのCDC 対応、CDC初期レプリケーションパフォーマンスの改善、ジョブのリトライ機能などを追加~
2024年8月6日、CData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下CData)は、400種類以上のSaaS・DB データをノーコードでETL / ELT 可能な『CData Sync』の新バージョン、V24.2をリリースしました。本リリースでは、PostgreSQL からSalesforce へのリバースETL を実現しました。また、変更データキャプチャ(CDC)初期利用時のパフォーマンス改善、Dataverse / Dynamics 365のCDC 対応、ジョブのリトライ機能などモダンデータパイプラインとしての付加価値を高める機能を追加しています。
CData Sync へ
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ETL / ELT ツール『CData Sync V24.2』をリリース
CData Sync は、オンプレミスDB やSalesforce・kintone などのSaaS データをデータ分析環境にノーコードでパイプラインできるETL / ELT ツールです。ビジネスデータの分析・AI 活用はあらゆる規模の企業にとって最重要な取り組みの一つですが、オンプレミス・クラウド・SaaS に分散するデータへのアクセスがボトルネックになっています。CData Sync は、400種類以上のデータソースに対応し、ノーコードでデータパイプラインを構築できるツールとしてエンタープライズからスタートアップまでの企業をサポートしています。アップデートされたCData Sync V24.2 では、以下のような強力な機能強化を提供しています。
リバースETL のデータソース拡張:PostgreSQL およびAurora PostgreSQL に対応
CData Sync は、データベースやSaaS から収集したデータをSalesforce に書き戻すリバースETL 機能を備えています。Snowflake、SQL Server に加え、今回のリリースでは、PostgreSQL およびAmazon Aurora PostgreSQL からもSalesforce へのリバースETL が可能になりました。PostgreSQL に収集され集計・スコアリングなどをされたデータをSalesforce に書き戻して利用することで、業務ユーザーは豊富で多面的な顧客データを元にデータドリブンな顧客業務を行うことができるようになります。
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PostgreSQL からSalesforce へのリバースETL
PostgreSQL からSalesforce へのリバースETL の利用例
– Marketo とSalesforce のデータをPostgreSQL に統合して、Salesforce に書き戻す方法:https://www.cdata.com/jp/kb/tech/marketo-sync-postgresql-salesforce.rst
– SAP とSalesforce のデータをPostgreSQL に統合して、Salesforce に書き戻す方法:https://www.cdata.com/jp/kb/tech/sap-sync-postgresql-salesforce.rst
– kintone とSalesforce のデータをPostgreSQL に統合して、Salesforce に書き戻す方法:https://www.cdata.com/jp/kb/tech/kintone-sync-postgresql-salesforce.rst
レプリケーションを効率化するCDC の機能強化:初期移行の柔軟な対応オプション、Dataverse / Dynamics 365のCDC 対応
ETL ジョブにおいて直接データソースとなるデータベースをクエリすることなく差分を抽出する変更データキャプチャ(CDC)は、負荷軽減・パフォーマンス改善のための重要なアプローチです。
初期移行の柔軟な対応オプションによるパフォーマンスの改善
CDC 機能ユーザーからは「すでにデータベースのエクスポート/インポートなど別の方法でデータベース間の同期を行っている場合に初期同期の際のデータのフルレプリケーションを省略し、CDC で差分だけを同期させたい」というリクエストがあります。CData Sync の本バージョンではCDC の初期同期を柔軟に設定し、同期先にすでにレプリケーションデータがある場合には、初期移行で全件同期をスキップすることが可能になりました。Sync でのレプリケーションが差分のみとなるため、圧倒的にパフォーマンスが改善します。既存のレプリケーションの仕組みから複数のデータソースのETL やモダンな管理が可能なCData Sync への乗換を検討されているお客様にとって、初期同期の効率化は最も必要とされているアップデートです。(詳細記事:https://www.cdata.com/jp/blog/cdc-initialskip-sync)。
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CDC モード:初回の全件連携をスキップして変更情報から連携が可能に
Microsoft Dataverse / Dynamics 365 のCDC 対応
マイクロソフトのDynamics 365 で使われるデータベースである『Dataverse』がCDC 対象として追加されました。Dataverse のChange Tracking(変更の追跡)機能を使って、データの更新および削除までをDWH 上に反映することが可能になりました(詳細記事:https://www.cdata.com/jp/blog/dynamics365-cdc-sync)。
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変更の追跡機能を用いたCDC モードをサポートDynamics 365 / Dataverse
ジョブのリトライ(再実行)
エンタープライズ環境では、レプリケーションジョブの安定稼働は重要であり、リトライ処理は必須条件です。従来は手動実行・次のジョブまでの待機のオプション、またはCData Sync の管理API を使ったリトライしか選択肢がありませんでしたが、手動実行はタイムリーさに欠け、管理API は非エンジニアにとって難しいものでした。そこで、新たにリトライ処理をチェックボックスのON / OFF で設定できるようにし、非エンジニアのビジネスユーザーでも容易にシステムの可用性を向上させることが可能になりました。
その他の機能強化
– PostgreSQL へのレプリケーションでは、COPY コマンドを利用したデータ転送モードをサポート、従来の転送時から最大2.5倍ほど転送速度を改善
– CData SQL Server コネクタを SQL Server の同期先としてサポート(NTLNおよびKerberos認証時での拡張保護の指定が可能に)
– Informix コネクタで差分更新をサポート
– ジョブのEメール通知設定を改善(全てのジョブに適用することが可能に)
– UI上の時刻表示をサーバータイムゾーンに切り替える機能をサポート
– 設定ファイルにパスワード機能を追加
– コネクション設定時のログ出力をサポート
– スケジューリング機能をオフにして起動できるセーフモード機能を追加
– Sync API 機能の改善1.:API経由でSync ユーザーのパスワード更新が可能に
– Sync API 機能の改善2.:API経由でCData Sync のバージョン取得が可能に
– ローカルタイムゾーンではなく、サーバータイムゾーンの表示
– パスワード変更用を管理API で利用可能に
– Informix の差分更新
– メール通知設定の共通設定
– Sync バージョンを返すAPI
– 新データソース
CData Sync のハンズオンセミナーを開催
8月21日にCData Sync のハンズオンセミナーを開催します。はじめてCData Sync を触る方向けの内容となっています。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/17545/table/245_1_4b21fdcb8cd7a479a22be05c965bb456.jpg ]
<CData Software について:https://www.cdata.com/jp/>
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。270以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど150以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。
本件に関するお問い合わせ先
CData Software Japan 合同会社 マーケティングデスク
お問い合わせフォーム : https://www.cdata.com/jp/contact/
E-mail : press@cdata.co.jp