Graffer AI Studio、コード生成・実行やファイル参照ができる「Assistants API」を提供開始

~チャット画面から直接アップロードしたファイルを基にしたデータ分析や文章要約、文書検索が可能に~

生成AI活用による企業のビジネス変革を実現する株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、「Graffer AI Studio」において、コード生成・実行やファイル参照が可能な「Assistants API」をクローズドβ版として提供開始しました。これにより、チャット画面から直接ExcelやWordファイルをアップロードして、その内容を基に高度なデータ分析を行うことが可能となります。また、文書を参照し検索したり、議事録や報告書などの要約を行い、そのままWordファイルに出力するなど、文書作成業務の効率化も期待できます。

「Graffer AI Studio」サービスサイト:https://graffer-aistudio.jp
「Graffer AI Studio」へのお問い合わせ先:https://graffer-aistudio.jp/contact

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背景
2022年11月にリリース以降、2か月でユーザー数1億人を突破したChatGPTは、高い対話能力を持ち自然言語で指示された内容を基にメール文案を作成したり、アイディア出しに活用したりと様々なシーンにおいて利用されてきました。一方で、計算処理やExcelやWordファイルの読み込みと出力、データ分析などには適していませんでした。
当社は、2023年4月より、企業がセキュアな環境で生成AIを業務に活用できる「Graffer AI Studio」を提供しています。これまでに株式会社ニチイ学館、TOPPANグループ、株式会社かんぽ生命保険、東邦ガス株式会社、チェンジグループなどの大手企業に導入されてきました。企業のさらなる生産性向上を目指す中で、テキスト広告の効果や売上などのデータ分析のニーズが高まっています。

これを受けて、「Graffer AI Studio」では「Assistants API」のクローズドβ版の提供を開始しました。OpenAI社が提供するAssistants APIを利用して「Code Interpreter」や「Retrieval」を活用することで、自然言語のプロンプトからデータ分析を行ったり、文書からの情報検索を行ったりすることができるようになります。

Assistants APIについて
OpenAI社が提供する「Assistants API」は、様々なタスクを実行できる強力なAIアシスタントを作成するためのAPIです。
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<特徴>
1. ファイルのアップロードと出力が可能
チャット画面において、ExcelやWordファイルなどをアップロードして処理し、出力することが可能です。
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2. データ処理や計算、分析、グラフの作成などが可能
例えば、チャット画面から直接、特定のデータをCSVファイルでアップロードすると、その内容を基にした統計分析やグラフ作成などのビジュアライゼーションが可能です。
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<具体的な活用事例の一部>
議事録の要約とメール文案の作成
Wordファイルに記載した議事録の内容から要点をまとめ、それをふまえてメール文案を作成します。

アンケート結果のクロス集計
アンケートで総合的な評価が高かった人、低かった人が、それぞれ何が原因でそのような結果になっているのか傾向を集計し分析します。

テキスト広告の効果分析
Googleのテキスト広告や求人広告などの掲載実績から、効果的だった広告とそうでなかった広告の使用単語を分析し、何が効果をもたらしたかの違いを分析します。

飲食店の売上データ分析
売上を上げるための仮説立案の補助と、実際に統計情報を用いた分析を行い示唆を出します。

<機能の提供について>
クローズドβ版として一部の企業から提供を開始します。新規で導入をご検討している企業様については、順次ご案内しますので、下記よりお問い合わせください。
問い合わせ先:https://graffer-aistudio.jp/contact

セミナー開催について
当社は、本リリースをふまえて、「Assistants API」や以前から提供を開始している「GPT-4 vision」の活用方法をわかりやすく解説するセミナーを開催いたします。
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タイトル:「Assistants APIやGPT-4 visionを使った新たな生成AI活用方法とは。Graffer AI Studio最新機能紹介」
開催日時:2024年4月24日(水)12:00~13:00
参加費用:無料
開催形式:オンライン(ウェビナー形式)
申し込みURL:https://graffer-aistudio.jp/news/240424seminar
※申し込みが多数の場合は先着順となりますので、お早めにお申し込みください。

「Graffer AI Studio」について
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「Graffer AI Studio」は生成AIの業務活用を推進するプロダクトです。これまで、行政デジタルプラットフォームにおける190を超える行政機関での導入実績、ISMS認証及びプライバシーマークを有する環境にあり、「Graffer AI Studio」においても生成AIの安全な活用を考えるエンタープライズ企業を支援します。
「Graffer AI Studio」には汎用的に活用しやすいチャットサービスに加えて、大規模処理や定型業務の活用に欠かせない面倒な処理を生成AIに丸投げできる「一括処理アプリケーション」、社内データのみを元にした高精度なAI情報検索ができる「ナレッジベース」を提供しており、法人はこれらのサービスを通じて、業務改善や自社の競争力強化につなげることができます。

<導入実績>
株式会社ニチイ学館、TOPPANグループ、株式会社かんぽ生命保険、東邦ガス株式会社、チェンジグループなどの大手企業をはじめ、洲本市などの自治体や近畿大学に導入されています。

株式会社グラファーについて
グラファーは、「プロダクトの力で 行動を変え 社会を変える」をミッションに掲げ、社会が直面する課題の最前線で、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。生成AIのビジネス活用を実現する「Graffer AI Solution」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。行政デジタルプラットフォームは全国190以上の自治体が導入しており、政令指定都市における導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。

企業情報
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5−8
代表者:石井 大地
設立:2017年7月18日
資本金:1,544,977,927円(資本準備金含む)
URL:https://graffer.jp
報道に関するお問い合わせ先:pr@graffer.jp

本リリースの元記事
https://graffer.jp/news/5476
本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

リリース詳細
提供元: PR TIMES