取得済み特許を活用したふりがな作成機能・アクセシブルな動画プレイヤーなどを追加した PowerCMS X ver.3.6 の提供を開始

アルファサード株式会社(大阪府大阪市、代表取締役 野田純生)は、ふりがな作成機能・アクセシブルな動画プレイヤーなどの新機能を追加した PowerCMS X ver.3.6 の提供を開始します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41204/45/41204-45-4e478f8fbd20c5eb2779fc082d8d18fa-600×293.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

アルファサード株式会社は「政府広報オンライン」でも活用している新機能を追加した PowerCMS X ver.3.6 の提供を開始します。また、新たにオプション製品として 会員サイトへのSNS経由のログイン機能を提供を開始しました。
参考:政府広報オンラインと政府インターネットテレビが統合しリニューアル、コンテンツ管理にPowerCMS X を採用
ふりがなの自動化・SEOや音声読み上げフレンドリーなふりがなを追加可能
コンテンツの表示の際、静的HTMLのテキストをルビ付きテキストに変換したJSONデータをCMSで自動生成し、JavaScriptを使用して画面内のテキストに適用します。ふりがな用の JSONデータはHTMLとは別に生成され、読み込み後に JavaScriptによってふりがなをON/OFFできます。

JSONデータは静的生成・動的生成の両方に対応しています。ふりがなを自動生成する機能テンプレート・タグまたはRESTFulAPIのエンドポイントとして提供され、ふりがなをON/OFFする機能はテーマのモジュールとして提供されます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41204/45/41204-45-d81e324990d6d0863188e181254062b8-2020×1262.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

HTML内にルビの情報を持たないため、検索エンジンやスクリーンリーダーによる読み上げとの相性が良く、HTMLファイルのデータ容量が大きくなることもありません。ふりがなが間違っている場合、管理画面に辞書登録することで正しいふりがなにすることができます。

なお、この仕組みについては、令和5年9月19日特許を取得しています(特許番号 第7351468号)。

特許番号   第7351468号
特許登録日  令和5年9月19日
発明の名称  テキストコンテンツ提供システム、テキストコンテンツ提供方法、コンピュータプログラム、およびウェブファイル
特許権者   アルファサード株式会社
課題:
漢字に振り仮名がルビとして振られたウェブページの、スクリーンリーダなどのテキスト読上機能による読上げを、従来よりも確実に行うことができるようにする。

ドキュメント : ふりがな機能について(SimplifiedJapaneseプラグイン)
Video.js ベースのオリジナル動画プレイヤーを追加
ストリーミング再生に対応したオープンソースの JavaScript 動画再生ライブラリの「Video.js」をカスタマイズした動画プレイヤーを開発しました。プレーヤーの外観はカスタマイズも可能です。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41204/45/41204-45-d28374eb2e6d09db6776d3b9afc87f03-1600×903.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

PowerCMS X の管理画面上でチャプターや字幕の編集を可能にしており、アクセシビリティを確保した動画配信を可能にしています。字幕にはふりがなを追加することもできます(ブラウザ標準のvideo要素ではVTTでの字幕に対応しているブラウザは限られていますが、このプレーヤーを利用することで字幕をきれいに表示させられます)。

動画については、以下の機能が利用可能です。
– 字幕・チャプターの追加、編集
– 秒を指定した動画の自動サムネイル生成
– MP4動画のHLS(HTTP Live Streaming)フォーマットへのコンバート
– オリジナルの動画プレーヤーを利用した配信

– 字幕(ふりがな付きも可)・チャプターの表示、ON/OFF
– 10秒スキップ
– 動画のアノテーション機能
– フルスクリーン表示

参考リンク :
ドキュメント : Video.jsのカスタマイズ(VideoCaptionsプラグイン)
HLS動画のサポート / チャプター編集などの新機能を追加した PowerCMS X ver.3.06の提供を開始

自動ふりがな機能、動画プレイヤーについては、以下のウェブサイトでもこの仕組みを利用しています。
政府広報オンラインと政府インターネットテレビが統合しリニューアル、コンテンツ管理に PowerCMS X を採用

サイト内検索機能の精度の向上とカスタマイズ
形態素解析器(MeCab)を利用することにより、検索条件を自動で調整して、検索精度を向上します。以下のように変換します(OR指定も可能)
– 「個人の情報」→「個人 AND 情報」に変換して検索
– 「令和5年の記者会見」→「”令和5年 OR 2022年” AND 記者会見」
– 「”官房長官記者会見”」(フレーズ検索)→「官房長官記者会見」
– 「会見1月」→「”1月 OR 一月” AND 会見」など

また、「文書タイトルの重みづけ」を数値で指定することが可能になりました(タイトルをどの程度優先するかを 0.1~1.0で設定)
その他の改善された機能
– プラグイン「EmailMagazine」のプラグイン設定に「購読解除(List-Unsubscribe)のURL」を追加しました(Gmail対策)
– 環境変数「mail_return_path」に「true」を指定できるようになりました。メールの Fromアドレスと同じアドレスを「エンベロープFrom」にセットします(確実に届きやすくできます)。
– 画面の__mode、_modelごとに管理画面の body要素にclass名を追加し、カスタマイズしやすいようにしました。
– 環境変数「build_dynamicmtml」を追加しました。DynamicMTMLを含む静的ファイル出力時にビルドを実行してコンパイルキャッシュを生成します。
– プラグイン「HTML_CodeSniffer」有効時、カラム「htmlcs¥_a11ychecked」を作成することでチェック結果を保存できるようにしました。
– 真偽値型のカラムにバリデーション「必須」を追加しました。
– 設問タイプとフォームのバリデーションタイプに「パスワード」を追加しました。

その他、このバージョンには細かな改善と不具合の修正など100を超えるコミットが含まれます。また、ver.2系の最新版、ver.2.76も同時にリリースいたします。アップグレードを推奨いたします。
会員サイトへのSNSログインを可能にする「MembersSNSConnect」プラグイン
Membersプラグインを利用した会員向けのウェブサイトへ、ソーシャルログイン機能を提供する有償プラグインです。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/41204/45/41204-45-eff7a9829aaeaaea9cfdac209472417d-1366×818.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「ソーシャルログインとは、ユーザーが使い慣れた既存のSNSアカウント等を利用して、会員向けのウェブサイト等にログインする方法のことです。対応しているSNSは、OpenID Connect(LINE,Google)、Facebook、X (Twitter)です。このプラグインを使うことで、PowerCMS Xの機能を利用した会員サイトをより魅力的に使いやすいウェブサイトにすることができます。

価格:220,000円 (次年度以降のサポートライセンス44,000円)

なお、通常の製品サポートでは個別案件に対するサポートができないため、「MembersSNSConnect」プラグインの設定については以下の有償プランをご用意しています。必要に応じてご相談ください。
設定アシストプラン
設定作業はお客様に行っていただきますが、設定に関する案件固有のご相談が可能です。
価格 : 110,000円

※ 掲載の価格はすべて税込みです。
※ 有償プラグインについてはすべて ver.2.0系およびver.3.0系の最新版でのみ動作保証します。
リリースノート
PowerCMS X ver.3.6 / 2.76リリースノート

リリース詳細
提供元: PR TIMES