女性起業家への投資、支援活動を行う「HearstLab(ハーストラボ)」が国際女性デーより日本での活動を本格開始

ベンチャー企業への投資における“2%の壁”の男女格差解消を目指します

株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ニコラ・フロケ、以下ハースト婦人画報社)と、女性起業家への投資を行う「HearstLab(ハーストラボ)」(本社:米国 ニューヨーク州、以下ハーストラボ)は共同で、2024年3月8日の国際女性デーを機に日本における女性起業家への支援活動を本格始動し、資金調達や、事業拡大のサポートを希望する女性起業家を幅広く募集します。

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■HearstLabの日本の女性起業家への投資について
投資対象となるセクターは、エンタープライズ・テクノロジー、データ分析、フィンテック、ヘルスケア、物流事業、メディアです。選定された女性起業家たちは、資金投資に加えて、メディア、情報、サービス事業をグローバルに展開するハーストとのコラボレーション、HearstLab独自のベンチャー業界における女性起業家たちとの国際的なネットワークやコミュニティへ参加ができます。
以下の投資基準に該当する企業からの申し込みを審査し、投資先を決定します。

<投資基準>
女性CEO、女性創業者によるスタートアップ。

テクノロジーを活用したビジネスで、プロダクトをマーケット展開している、または初期の検証を実証済み。

物理的な製品の製造・販売を行っていない、バランスシート上に在庫がないB2BまたはB2B2Cビジネス。

ハースト本社が展開する事業と親和性がある。(例:エンタープライズ・テクノロジー、データ分析、フィンテック、ヘルスケア、物流事業、メディア)

<申し込みフォーム>
https://airtable.com/app50OLxHC49M6aPH/shrPKPdc2AtaFBrtF

■全世界で70社強に及ぶ投資実績を誇る米国ハーストの「HearstLab」がサポート
「HearstLab」は親会社である米国ハーストが2015年から開始したプロジェクトで、女性起業家が率いるプレシードからアーリーステージのベンチャー企業に対して、投資と支援を行っています。女性起業家たちに持続可能で拡張性の高い事業構築のサポートを行うことで、ベンチャー企業の資金調達における男女間格差を埋めることを使命としています。
これまでに70名以上の女性リーダーへ投資を実施し、ポートフォリオの評価額合計は25億ドルに達しています。2019年からはアメリカ国外にも活動範囲を広げ、現在はオランダ、イギリス、スペインの女性リーダーたちへも投資やサポートを行っています。

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ハースト婦人画報社 代表取締役社長のニコラ・フロケは、「ハースト婦人画報社は『婦人画報』の創刊を創業とし、運営する各メディアを通じて女性をエンパワーする情報発信を今日まで続けてまいりました。当社では多くの女性社員が活躍しており、女性管理職の割合は半数を超えます※1。女性リーダーが増えることで、世の中により多様な意見がもたらされ、日本のビジネスシーン全体の活性化につながります。HearstLabが、その一助になれば幸いです」とコメントしています。

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また、HearstLab International Japan Country Managerに就任した土川 純代は、「日本のベンチャー業界で女性起業家が直面する課題は、しばしば“2%の壁”と表現されます。女性リーダーが率いる企業が手にした資金調達額は全体の2%、また、新規上場企業に占める女性社長比率もたった2%しかありません※2。多くの女性起業家が、外部資金を得てビジネスをスケールする過程で、大きな男女間格差に直面しています。私は男女雇用機会均等法施行後に社会人となった”総合職パイオニア世代”で、これからの日本のビジネスを担っていくであろう女性たちを応援する役割に就いたことは天命のように感じます。現在VCで活躍されている女性の皆さんにお会いするたび、その高いポテンシャルを強く実感しています。近い将来、日本でもHearstLabによるピッチイベントの開催を計画しており、たくさんの女性起業家の皆さんとネットワーキングできることを楽しみにしています」と抱負を述べています。

※1:2024年2月時点。管理職全体の数に対する女性管理職の割合。
※2:「スタートアップエコシステムのジェンダーダイバーシティ課題解決に向けた提案」(2022年・金融庁)

■HearstLab(ハーストラボ)について
HearstLabは女性が主導する、フィンテック、データ分析、ヘルスケア、物流事業、エンタープライズ・テクノロジー、メディアなどの分野で革新的なアーリーステージのスタートアップ企業に資金投資とサービスを提供しています。女性創業者たちへ、持続可能で拡張性の高いビジネスを構築する手助けをすることで、VC資金調達における男女間格差を埋めることを使命としています。360以上のビジネスを展開するハーストの知見を活用し、HearstLabは、プライバシーとセキュリティ、ソフトウェア開発、法務サービス、財務分析、マーケティングとデザインのサポートなどを投資先の女性起業家に行います。HearstLabの詳細については、HearstLab.comおよびLinkedInをご覧ください。

https://www.hearstlab.com
https://www.linkedin.com/company/hearstlab

■ハースト婦人画報社/ハースト・デジタル・ジャパンについて
株式会社ハースト婦人画報社は、アメリカに本社を置き、世界40か国で情報、サービス、メディア事業を展開するグローバル企業、ハーストの一員です。株式会社ハースト・デジタル・ジャパンは、デジタルビジネス拡大のため2016年に設立された株式会社ハースト婦人画報社の100%子会社です。
1905年に創刊した『婦人画報』をはじめ、『ELLE(エル)』、『25ans(ヴァンサンカン)』、『Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)』、『Esquire(エスクァイア)』などを中心に、ファッション、ライフスタイルなどに関する多数のデジタルメディアの運営と雑誌の発行を手掛けています。『ELLE SHOP(エル・ショップ)』をはじめとするEコマース事業も収益の柱に成長。近年はクライアント企業のマーケティング活動をトータルにサポートする『HEARST made (ハーストメイド)』 、データに基づくブランドマーケティング支援を行う『HEARST Data Solutions(ハースト データ ソリューションズ)』を立ち上げるなど、コンテンツ制作における知見にデジタルとデータを融合した企業活動を展開しています。またISO14001を取得しサステナビリティに配慮した経営を実践しています。

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提供元: PR TIMES