川崎重工業、富士通、レゾナックによる単独講演が決定!~デジタル時代のサプライチェーン強靭化~@Manufacturing Japan Summit 2024

マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド(本社: 英国/ 日本支社代表: 雪下 大輔、以下「マーカスエバンズ」)は、製造部門向けのビジネスサミット『Manufacturing Japan Summit 2024』での川崎重工業株式会社の木下 康裕氏、富士通株式会社の瀧澤 健氏、株式会社レゾナックの阿部 秀則氏の単独講演を発表しました。
木下氏には次世代エネルギーとして注目を集める水素エネルギーの可能性と同社のお取組みについて、瀧澤氏にはテクノロジーを駆使した同社のバリューチェーン変革について、阿部氏にはサプライチェーン全体を結ぶ共創とデジタル技術の活用に焦点を当ててお話しいただきます。
※本サミットはディスクリート製造とプロセス製造に分けて2ストリームで同時開催致します。

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【イベント申込ページ】https://events.marcusevans-events.com/manu24pr/

水素航空機が飛ぶ世界の実現にむけて

次世代エネルギーとして継続して注目を集める水素エネルギー。なぜ水素が脱炭素化を進める鍵となるのか。多くの企業、人々の暮らしに変化をもたらすという水素の可能性と、水素社会づくりのために必要な取り組みについて、船舶・鉄道車両・航空機などスケールの大きい製品を幅広く手掛ける川崎重工業株式会社がご登壇。
同社は従来より、水素の製造技術や運搬技術の開発に取り組んできたことから、昨今水素航空機の実現に意欲を燃やしている。水素技術と航空機技術の知見を同時に有する企業は限られており、同社に寄せられる期待は大きい。
水素サプライチェーンの構築、航空機適用の革新技術、空港を核としたエコシステムの整備などの実現に向けた重要な側面に焦点を充て、具体的なお取組み内容をお話しいただく。
世の中全体でも喫緊の課題であるカーボンニュートラルや様々な規制問題にむけて、頭を悩ます多くの製造業従事者へ、ワクワクする未来計画の一部をお話しいただき、ともに「脱炭素社会(水素社会)」の実現を目指す。

富士通が実現をめざす、製造業のバリューチェーン変革

製造業において、DXという言葉がもてはやされて久しく、現場の見える化、データを分析・活用による効率化が進み、生成AIを使った業務の自動化も具体的に始まっている。しかし、真の事業変革や企業の体質変革が実現できている企業は少なく、企業内、部門間のサイロ化は依然としてあり、バリューチェーン全体最適が実現まで至っていないといえる。
一方で、いまやDXがサステナブルの言葉に置き換わりつつあるが、これを機にこれまでできなかった変革をドライブしていくときと考える。
日本の企業は、現場力、経験ノウハウを強みにしてきた背景があり、仕事のやり方や部門間のつながりを変えていく取り組みは難しい。
とくに、データのつながりを実現するのは容易ではない。しかし、サステナブルの潮流では、部門や企業を超えたデータ授受は不可避となり、
また、テクノロジーの進化によりデータを関連づけるスピードのアップ、
標準化やオープン&クローズの考え方により、部門・企業の枠を超えたデータのつながりが可能となりつつある。
富士通株式会社は、現場をよく知る日本企業のアドバンテージを最大化させ、テクノロジーを駆使したバリューチェーン変革により企業の枠を超えたエコシステム形成、そこからの業界・社会の課題解決を目指していくことで、日本の産業が国際競争力に勝ち抜いていくことを目指していく。

サプライチェーン一貫の共創を目指して

半導体・電子材料分野におけるグローバルトップメーカーである株式会社レゾナックより、サプライチェーン全体を結ぶ共創とデジタル技術の活用に焦点を当てたご講演をいただく。
同社は業種・業界の垣根を越えた協力や連携の重要性を強調し、「共創型化学会社」を目指したオープンイノベーションに積極的だ。共創を通じた価値の創出は今、製造業全体で必要な視点ではないだろうか。
今回は、業務執行役 兼 エレクトロニクス事業本部副本部長の阿部 秀則氏にご登壇いただき、半導体用最先端パッケージにおける装置メーカ、材料メーカとの協業による共創事例としてJOINT2の紹介、さらに、今後のレゾナックとして目指す協創の方向性をご紹介いただく。
また、サプライチェーンマネジメント(SCM)やカーボンニュートラルにおいて協業が果たす役割やその重要性についても触れ、デジタル技術を通じた共創がもたらす未来について深掘りしていく。
・ サプライチェーンを俯瞰した共創による研究開発の加速
・ デジタル技術を活用したサプライチェーンマネージメントの強化
・ カーボンニュートラルにおける今後の協創の重要性

イベント概要

第11回目となる『Manufacturing Japan Summit』ディスクリートストリームは、講演者12名、モノづくり関連部門の統括責任者、最先端のモノづくり関連のサービスを持つソリューション企業が一堂に会し、2日間にわたり講演・ディスカッション・1to1ミーティング・ネットワーキングなどを通じて、モノづくり業界における課題や解決策について議論をしていただく場です。
※本サミットプログラムは、ディスクリート製造とプロセス製造の2ストリームに分かれており、それぞれの課題に特化したセッションへご参加いただけます。(両方参加可能)

登壇者プロフィール

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川崎重工業株式会社
航空宇宙システムカンパニー エグゼクティブフェロー
木下 康裕氏
1986年 川崎重工業(株)入社 技術研究所に配属
     ガスタービンの研究に従事
1999年 ガスタービンビジネスセンター 転籍
2007年 要素技術部 部長 
2012年 理事就任 
2017年 技術総括部長
2018年 航空宇宙システムカンパニー 准執行役員
2021年   〃   フェロー
2022年   〃    エグゼクティブフェロー 
(水素航空機担当)

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富士通株式会社
クロスインダストリー事業本部 エクゼクティブディレクター
瀧澤 健氏
富士通グループのプロダクト系ビジネス、プロセス改革責任者として、S&OP改革から、製品設計~製造~調達など、全社オペレーション改革を推進。また、工場再編や海外展開、IOT/AI/ロボティクスを駆使したスマートファクトリなど、グループ横断の取り組みを牽引。2020年からは、富士通初DXコンサルティング会社の立ち上げに経営メンバとして従事、LOBから経営課題解決をテーマに、製造業向けDX変革ビジネスを牽引。現職では、幅広い産業向けの社会課題解決を目指したクロスインダストリー事業を担務。

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株式会社レゾナック
業務執行役 兼 エレクトロニクス事業本部副本部長
阿部 秀則氏
阿部はレゾナック(旧昭和電工と旧昭和電工マテリアルズ(日立化成)の統合会社)の業務執行役エレクトロニクス事業本部副本部長を務めている。2023年までエレクトロニクス事業本部開発センターのセンター長を務め、半導体、基板、ディスプレイ材料の研究開発をリードした。同氏はパッケージングソリューションセンター(PSC)長を経て、2021年にJOINT2を設立。その前はCMPスラリー事業部長(3年間)、イノベーション推進センターマーケティング推進Grマネージャー(2年)、PSC事業開発Grマネージャー(1年)を歴任。
1998年、日立化成に入社、半導体用封止材料の開発に従事した。
英国オックスフォード大学エグゼクティブMBA取得。

■開催概要
【名称】 Manufacturing Japan Summit 2024
【日程】 2024年2月13日 (火) ~14日 (水)
【会場】 ホテル椿山荘東京
【主催】 マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド

■詳細は下記よりご覧ください
https://events.marcusevans-events.com/manu24pr/

■お問い合わせ・申し込み
広報担当(福留)
Email:hitomif@marcusevansjp.com

■マーカスエバンズとは

マーカスエバンズ(marcus evans)は1983年の設立以来、戦略的意思決定に必要な最先端のビジネス情報をイベントにおいて提供しております。当社の誇るグローバルネットワークを駆使し、年間150以上のビジネスサミットを企画・運営・開催。日本支社では、マーケティング・IT・人事・知財・医療・製造業・などのイベントを開催しております。

リリース詳細
提供元: PR TIMES